1967年の誕生以来、日本のビジネスシーンとライフスタイルを支え続けてきた「商用車の帝王」、トヨタ・ハイエース。2026年、現行200系ハイエースは、その歴史の集大成とも言える大幅改良(通称:9型)を遂げました。
本記事では、業界関係者の視点から、進化した新型ハイエースの圧倒的な魅力、スペック、そして「今、ハイエースを買うべき理由」を余すことなく解説します。
2026年2月発売!新型ハイエース(9型)の進化点
トヨタ自動車は2026年1月13日、ハイエースシリーズの一部改良を発表し、2月2日より発売を開始しました。今回の改良は、単なるマイナーチェンジの枠を超え、**「商用車の枠を超えた先進性」**を手に入れたことが最大の特徴です。
主な改良ポイント
最新の「トヨタセーフティセンス3.0」搭載
交差点での支援範囲が飛躍的に拡大し、安全性が劇的に向上。夜間の自転車運転者や昼間の自動二輪車の検知に対応しました。業界関係者の間では「商用車の安全基準を塗り替えた」とまで評されています。
デジタルデバイスの全面刷新
8インチディスプレイオーディオと7インチTFT液晶メーターを全車標準装備。従来のアナログメーターから一気にデジタル時代へ進化し、視認性と情報伝達能力が大幅に向上しました。3つの表示モード(カジュアル、スマート、スポーティ)から選択でき、タコメーターの有無も自由に設定可能です。
ガッツミラー(フロントアンダーミラー)の廃止
パノラミックビューモニターの全車標準化により、助手席側に装着されていたフロントアンダーミラー(通称:ガッツミラー)が不要になりました。これによりフロント周りのデザインがよりスタイリッシュに進化しただけでなく、上空から見下ろすような映像で周囲を確認できるため、視認性はむしろ向上しています。空気抵抗も低減され、静粛性と燃費性能にもプラスの効果があります。
全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)の標準装備
ハイエースユーザーが長年待ち望んでいた機能が、ついに全グレードに標準装備されました。高速道路での長距離移動時に、先行車との車間距離を自動で保ちながら追従走行。停止から再発進まで支援するため、ドライバーの疲労を劇的に軽減します。
フリーストップバックドアの新採用
ノアやヴォクシーで好評を博したフリーストップバックドア機能を、ハイエースにも採用。任意の角度でリアゲートを保持できるため、後方スペースが限られた場所での荷物の積み下ろしが格段に楽になりました。小柄な方でも手が届く位置で止められるため、作業効率が大幅に向上します。
劇的な進化を遂げた安全性能「Toyota Safety Sense 3.0」
今回の改良で最も注目すべきは、予防安全パッケージ**「Toyota Safety Sense 3.0」への進化**です。これは、プロのドライバーが日々直面する事故リスクを最小限に抑えるための、最強のアップデートと言えます。

事故を未然に防ぐ高度な検知能力
プリクラッシュセーフティの検知範囲が大幅拡大

従来の車両や歩行者に加え、以下の対象を新たに検知可能になりました。
- 自動二輪車(昼間):バイクとの接触事故を未然に防ぎます
- 自転車運転者(夜間):夜間の自転車事故リスクを大幅に低減
- 交差点右左折時の横断歩行者・自転車運転者:事故が多発する交差点での安全性を強化
- 交差点進入時の出会い頭における車両・自動二輪車:見通しの悪い交差点でも安心
これらの機能により、事故発生率が特に高い交差点での安全性が飛躍的に向上しました。リスク検知時には警報ブザーとディスプレイ表示、さらにブレーキ作動により、衝突回避や被害軽減をサポートします。
ロードサインアシスト(RSA)の進化

道路標識を読み取りディスプレイに表示するだけでなく、赤信号の見落としをブザーと表示で警告する機能が追加されました。速度制限や一時停止などの標識情報もマルチインフォメーションディスプレイに表示され、うっかりミスを防ぎます。
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)

先行車に合わせて停止から再発進までを支援。長距離の高速走行におけるドライバーの疲労を劇的に軽減します。カーブでの速度抑制機能も備えており、高速道路のカーブでも安心して走行できます。
外装・内装のアップデートと機能美
新型ハイエースは、その象徴的なスタイルを維持しつつ、最新技術によって機能美を磨き上げています。
洗練されたエクステリア
Bi-Beam LEDヘッドランプの採用

1灯の光源でハイビームとロービームを切り替える先進的な構造を採用。水平基調のLEDデイタイムランニングライトを備えた新デザインがメーカーオプションで設定されました(ウェルキャブ除く)。内部グラフィックも刷新され、より精悍で現代的な印象を与えます。
新色「プラチナホワイトパールマイカ」の追加
スーパーGL(バン)、グランドキャビンGL(ワゴン)、GL(コミューター)にメーカーオプションとして設定。洗練された輝きを放つ新色が、ハイエースの高級感をさらに引き立てます。従来のホワイトパールクリスタルシャインは廃止となりましたが、プラチナホワイトパールマイカはリセールバリューの観点からも注目されています。
デジタル化した快適インテリア
7インチカラーTFT液晶メーター

視認性に優れた大型ディスプレイが、運転に必要な情報を的確に伝えます。従来のアナログメーターと比較して情報量が格段に増え、燃費や航続可能距離、安全装備の作動状態など、多彩な情報をリアルタイムで確認できます。
コネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオ

8インチの大型ディスプレイオーディオが全車標準装備され、スマートフォンとの連携も強化されました。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、使い慣れたスマートフォンのアプリをそのまま車内で利用できます。T-Connectのコネクティッドナビにも対応し、最新の交通情報を活用したルート案内が可能です。
快適装備の充実

スーパーGL(バン)には2段階切替式(Lo-Hi温度切替機能付)の前席シートヒーターが標準装備され、冬場の作業や長距離ドライブの快適性が大幅に向上しています。寒冷地での早朝作業や、エアコンが効くまでの時間を快適に過ごせます。
スマートエントリー&スタートシステム

スーパーGLには、スマートキーを持っていればドアハンドルのスイッチを押すだけで施錠・解錠できるシステムが標準装備されました。荷物で両手が塞がっている時でも、スムーズに乗降できます。
圧倒的な実用性とスペック
ハイエースが世界中で支持される最大の理由は、その強靭なパワートレインと、無駄のない広大な室内空間にあります。
エンジンラインナップ
| エンジンタイプ | 特徴 | 最高出力 / 最大トルク |
|---|---|---|
| 2.8L ディーゼルターボ | パワフルなトルクと優れた環境性能を両立 | 151ps / 30.6kgm |
| 2.7L ガソリン | 静粛性とスムーズな加速が魅力 | 160ps / 24.8kgm |
| 2.0L ガソリン | コストパフォーマンスに優れる | 136ps / 18.6kgm |
2017年の改良時に新世代2.8Lクリーンディーゼルエンジン「1GD-FTV」が搭載され、トランスミッションにも6速オートマチックが採用されました。このディーゼルエンジンは次世代高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで高効率のターボチャージャーを併用し、低回転域から高トルクを発揮。新開発尿素SCRシステムなどの採用により、窒素酸化物を大幅低減しながら、平成27年度燃費基準+15%を達成しています。
用途に合わせたボディバリエーション
車体長:ロング / スーパーロング
ルーフ高:標準ルーフ / ミドルルーフ / ハイルーフ
ボディ幅:標準幅 / ワイド幅
この組み合わせにより、宅配、送迎、救急車といったビジネス用途から、キャンピングカーなどの趣味の用途まで、あらゆるニーズに応えることができます。特に人気の高い「ロング・ワイド・ミドルルーフ」仕様は、荷室の広さと取り回しの良さのバランスが絶妙で、多くのユーザーから支持されています。
グレード選びのポイント:あなたに最適な一台は?
ハイエースには主に「バン」「ワゴン」「コミューター」の3タイプがあります。
ハイエースバン(DX / スーパーGL)

今回の改良で、バン全体の価格帯は約286万円〜468万円となっています。
荷室の広さを最大限に活かした商用メインのモデル。特に**「スーパーGL」**は、乗用車レベルの装備を備えた高い人気を誇るグレードです。内装の質感が高く、ビジネスとプライベートの両方で使いたい方に最適。リセールバリューも最も高いグレードです。
一方、DXは必要最小限の装備でコストを抑えたグレード。純粋な商用利用や、自分好みにカスタマイズしたい方に向いています。
グレード別の価格・特徴(バン)
ビジネスからホビーまで、最もラインナップが豊富なカテゴリーです。
| 機種・グレード | 価格(税込) | 特徴・主な装備 |
| スーパーGL ”DARK PRIME Ⅱ” (2.0Lガソリン・2WD) | 3,774,100円 | 【最高級特別仕様】 ・内装:本革巻きハンドル、マホガニー調加飾、ブラックルーフ。 ・外装:ダークメッキグリル、クリアスモークLEDヘッドランプ。 ・高級感と利便性を両立した、所有満足度の高いモデル。 |
| スーパーGL ”DARK PRIME Ⅱ” (2.8Lディーゼル・4WD) | 4,683,800円 | 【最強の多目的仕様】 ・上記の豪華装備に、力強いディーゼルと4WDを組み合わせ。 ・寒冷地やアウトドア、重い荷物を積むプロユースの頂点。 |
| スーパーGL (2.8Lディーゼル・2WD) | 4,187,700円 | 【上級スタンダード】 ・乗用車に近い内装。オートエアコン、スマートエントリー標準。 ・9型から「前席シートヒーター」をオプションで追加可能。 |
| DX ”GLパッケージ” (2.0Lガソリン・2WD) | 3,052,500円 | 【見た目重視の仕事車】 ・DXをベースに**「車体同色バンパー」**やメッキパーツを採用。 ・DXより約2.6万円アップで、一気に商用車感が薄れる人気仕様。 |
| DX(標準ルーフ) (2.0Lガソリン・2WD) | 3,026,100円 | 【定番の仕事車】 ・後部座席にもリヤクーラーがあるため、5人乗車でも快適。 ・無塗装樹脂バンパーで、傷を恐れずガンガン使える。 |
| DX(3/6人乗り等) (2.0Lガソリン・2WD) | 2,860,000円 | 【最安エントリー】 ・積載性に特化した、ハイエースの中で最も安価なモデル。 ・安くても、最新の安全支援システムやデジタルメーターは標準。 |
| DX(ディーゼル・4WD) | 3,832,400円〜 | 【雪国の現場向け】 ・4WDディーゼルの走破性と、DXの積載性を両立。 ・建設現場や配送業者など、タフな環境で最も頼られる一台。 |
今回機種構成が多種多様なため、グレード別の車台画像や装備品画像は割愛致しました。
下記公式WEBリンク先にて画像および装備項目をご確認ください。
(主要諸元表/装備一覧表/主な装備)*(内容)はPDFデータ
ご予約されたお客様の声
【Case 1】個人オーナー・車中泊派:T様(40代・男性)
予約グレード:バン 2.8Lディーゼル スーパーGL “DARK PRIME II” (4WD)
「ずっと8型の購入を検討していましたが、昨年末に『9型でついにレーダークルーズコントロール(ACC)が付く』という噂を聞き、予約開始を待って即決しました。
これまでは長距離の高速移動が一番の悩みでしたが、全車速追従のACCが標準装備されるなら、趣味のサーフィンや車中泊の旅が劇的に楽になります。さらにガッツミラー(左前のアンダーミラー)がなくなることで、見た目が商用車っぽくなく、SUVのようにスタイリッシュになる点も決め手でした。価格は少し上がりましたが、最初から8インチモニターやデジタルメーターが付いていることを考えれば、むしろ『買い』だと思いました。」
【Case 2】配送業経営:S様(50代・男性)
予約グレード:バン 2.0Lガソリン DX “GLパッケージ” (2WD)
「仕事柄、従業員の安全を第一に考えています。今回の9型は、交差点での検知機能が強化された最新のセーフティセンスがDXにも標準装備されると聞き、入れ替えを決めました。
特に気に入っているのは、パノラミックビューモニターが標準化されたことです。住宅街の狭い路地での配送も多いため、ガッツミラーの目視に頼るより、デジタルで周囲を網羅できる方が事故のリスクを確実に減らせます。また、7インチのデジタルメーターで車両情報が見やすくなったのも、毎日長時間運転するドライバーには優しい改良ですね。納車は2月以降とのことですが、今から現場に導入するのが楽しみです。」
ハイエースワゴン(DX / GL / グランドキャビン)

今回の改良で、ワゴン全体の価格帯は335万円~447万円となっています。
10人乗りで、大人数の移動に特化したモデル。家族旅行やサークルの遠征に最適です。グランドキャビンは4列シート仕様で、3列目と4列目は対面シートにもアレンジ可能。大人数での移動を快適にします。
グレード別の価格・特徴(ワゴン)
10人乗り。全車に**「レーダークルーズコントロール」**が標準装備され、長距離の移動が劇的に楽になりました。
| 機種・グレード | 価格(税込) | 特徴・主な装備 |
| グランドキャビン (2.7Lガソリン・4WD) | 4,472,600円 | 【キング・オブ・ハイエース】 ・スーパーロング・ハイルーフの巨大な室内。 ・9型から**「フリーストップバックドア」**が選べ、狭い場所でも開閉可能。 |
| グランドキャビン (2.7Lガソリン・2WD) | 4,162,400円 | ・上記の2WD版。広大な室内は送迎用として不動の人気。 |
| GL (2.7Lガソリン・4WD) | 3,932,500円 | 【個人・大家族に人気】 ・ミドルルーフで2.1m制限の駐車場に入れる絶妙なサイズ。 ・内装も質感が高く、乗用ミニバンからの乗り換えも多い。 |
| GL (2.7Lガソリン・2WD) | 3,623,400円 | ・ワゴンの売れ筋。300万円台で手に入る、非常に完成度の高い一台。 |
| DX エントリー (2.7Lガソリン・2WD) | 3,350,600円 | 【コストパフォーマンス】 ・ワゴンの基本モデル。内装は簡素だが、デジタル装備は上級と同じ。 |
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ご予約されたお客様の声
【Case 1】大家族・ミニバンからの乗り換え:M様(30代・女性)
予約グレード:ワゴン GL 2.7Lガソリン (2WD)
「これまではアルファードに乗っていましたが、子供が3人になり、両親を連れて出かけると荷物が全く載らないのが悩みでした。ハイエースワゴンはずっと気になっていたものの、唯一の懸念が『自動追従のクルーズコントロール(ACC)がないこと』でした。
今回の9型でついにACCが標準装備されると聞き、迷わず予約しました! これで帰省やキャンプなどの長距離ドライブも、パパの運転疲れが軽減されると期待しています。また、大きな車体なので、パノラミックビューモニターが標準で付くのも安心材料です。アルファードのような豪華さはありませんが、圧倒的な広さと最新の安全装備が手に入るので、家族全員での納車待ちを楽しんでいます。」
【Case 2】送迎・法人経営:K様(60代・男性)
予約グレード:ワゴン グランドキャビン 2.7Lガソリン (4WD)
「宿泊施設の送迎用としてグランドキャビンを愛用しており、今回増車のために新型を予約しました。一番驚いたのは『フリーストップバックドア』が選べるようになったことです。
今までは駅のロータリーや狭い駐車場でバックドアを開ける際、全開にすると後ろの壁や車に当たりそうになり、非常に神経を使っていました。好きな位置で止められるようになれば、お客様の荷物積み下ろしが劇的にスムーズになります。さらに、7インチのデジタルメーターや8インチのディスプレイオーディオが標準になり、運転席周りが最新の乗用車のようにモダンになったのも嬉しいですね。お客様に『新しいハイエースですよ』と胸を張って言えるのが楽しみです。」
ハイエースコミューター( GL)

今回の改良で、コミューター全体の価格帯は376万円~426万円となっています。
最大14人乗り。送迎バスや福祉車両として活躍しますが、運転には中型免許(8t限定不可)が必要です。ホテルや介護施設での送迎用途に特化したモデルです。
グレード別の価格・特徴(コミューター)
14人乗り。主にホテルや病院の送迎バスとして活躍するモデルです。
| 機種・グレード | 価格(税込) | 特徴・主な装備 |
| GL (2.8Lディーゼル・2WD) | 4,260,300円 | 【パワフルな送迎仕様】 ・大人数を乗せても余裕のディーゼルターボ。 ・9型より**「歩行者検知機能」**が強化され、より安全な送迎が可能に。 |
| GL (2.7Lガソリン・4WD) | 4,076,600円 | ・積雪地域や坂道の多い場所での送迎に最適な4WDモデル。 |
| GL (2.7Lガソリン・2WD) | 3,762,000円 | ・コストを抑えつつ、14人を確実に運ぶ、最も標準的なバス仕様。 |
今回機種構成が多種多様なため、グレード別の車台画像や装備品画像は割愛致しました。
下記公式WEBリンク先にて画像および装備項目をご確認ください。
(主要諸元表/装備一覧表/主な装備)*(内容)はPDFデータ
ご予約されたお客様の声
【Case 1】観光・送迎バス運行会社:H様(50代・男性)
予約グレード:コミューター GL 2.8Lディーゼル (2WD)
「インバウンド需要の回復でフル稼働が続いており、増車のために新型を予約しました。今回の改良で最も期待しているのは、最新の『Toyota Safety Sense』の導入です。
コミューターは14人という多くのお客様の命を預かる車ですから、交差点での対向車や歩行者を検知する最新のブレーキアシストが標準装備されたのは、経営者として非常に大きな安心材料です。また、ドライバーからは『デジタルメーターとディスプレイオーディオで運転席の視認性が良くなり、乗用車感覚で運転できる』と好評です。ガッツミラーがなくなったことで外観も洗練され、高級ホテルの送迎用としても申し分ない佇まいになったと感じています。2月の納車後、すぐに第一線で活躍してもらう予定です。」
カスタマイズと資産価値:なぜハイエースは「買い」なのか?
ハイエースを購入することは、単なる「移動手段の確保」以上の価値があります。
無限のカスタマイズ性

ハイエースは、トヨタ純正の「モデリスタ(MODELLISTA)」や「GR PARTS」によるドレスアップに加え、車中泊仕様の「MRT(Multi Role Transporter)」など、自分だけの一台を作るためのパーツが非常に豊富です。エアロパーツ、アルミホイール、LEDライトなど、外装のカスタムパーツだけでなく、内装パーツも充実しています。
広い荷室を活かしてDIYでキャンプ仕様にカスタムするユーザーも増えています。ベッドキット、収納棚、FFヒーター、サブバッテリーシステムなど、アフターパーツメーカーからも多彩な製品が発売されており、自分のライフスタイルに合わせた理想の一台を作り上げることができます。
驚異のリセールバリュー(下取り価格)
一般的な乗用車が新規登録から3年で新車価格の50〜60%程度まで下落するのに対し、ハイエースは同期間で70〜80%の価値を維持することも珍しくありません。さらに驚くべきことに、使用年数が10年を超える車両でも、新車価格の50%以上で取引されるケースが散見されます。
この高いリセールバリューを支える要因は複数あります。
海外での絶大な需要
ハイエースはアジアや中東近辺、アフリカなどを中心に、世界150ヶ国以上で販売されています。ハイエースは一般的な乗用車に採用されているモノコック構造ではなく、トラックなどと同じラバーフレーム構造で作られているため、非常に頑丈な作りになっています。そのため、舗装されていない道路を走行したり、長距離を走行しても故障しにくい車が求められる発展途上国などで、特に重宝されています。
日本では初年度登録から10年経過・10万キロ以上走行した車は買取価格が落ちる傾向がありますが、海外では車は修理しながら長く乗るものだと考えられているため、日本では敬遠されるような古い車や走行距離が長い車であっても、人気のある車種であれば高値で取引されることもあります。
モデルチェンジサイクルの長さ
現行モデルである200系は、2004年に登場してから20年近く大きな変化はありません。フルモデルチェンジが行われていないため、中古車でも抵抗なく乗れる方が多く、年式が経過しているハイエースでも高いリセールバリューを維持し続けているのです。
商用車としての需要
ハイエースは荷物の運搬用や作業者の移動用として使用されることも非常に多くなっています。事業者は少しでも価格が安い中古車を購入することが多いため、多少の傷や凹みがあるハイエースでも、商用車としての価値が十分に見込まれ、高いリセールバリューが期待できます。
リセールを最大化するポイント
グレードはスーパーGLを選ぶ
ハイエースバンの中でも、最上級グレードであるスーパーGLはリセールバリューが最も高くなります。標準装備が充実しており、オプションで選べる装備も豊富なため、中古市場での需要が高いのです。
ボディカラーはホワイトパール系かブラック系
パールホワイト(現在はプラチナホワイトパールマイカ)やブラック系は人気が高く、リセールバリューも高くなります。ただし、ハイエースは商用車としての需要も高いため、ホワイトやシルバーなど定番色も安定した人気があります。
ディーゼルエンジンを選ぶ
リセールバリューの観点からは、ディーゼルエンジンの方がガソリンエンジンよりも高くなる傾向があります。ただし、走行距離が少ない場合はガソリンの方が経済的なケースもあるため、使用用途に応じて選択しましょう。
海外販路を持つ買取業者を選ぶ
ハイエースを売却する際は、海外への販路がある中古車買取業者に売却することで、高値が付きやすくなります。特にハイエース専門店や輸出業者は、一般的な買取店よりも高額査定が期待できます。
よくある質問(FAQ)
Q: ガッツミラー(フロントアンダーミラー)がないと不便では?
A: パノラミックビューモニターが全車標準装備されたため、上空から見下ろすような映像で周囲を確認でき、視認性はむしろ向上しています。従来のガッツミラーでは確認できなかった車両周辺全体を把握できるため、狭い場所での取り回しや駐車が格段に楽になります。なお、パノラミックビューモニターをレスオプションで外した場合は、ガッツミラーが装着されます。
Q: 2WDと4WD、どちらがいい?
A: ハイエースは後輪駆動(FR)ベースのため、雪道を走る機会がある場合は、圧倒的に走破性の高いフルタイム4WDをおすすめします。2WDでも日常使用には十分ですが、4WDは悪天候時や未舗装路でも安定した走行が可能です。ただし、4WDは車両価格が約30万円高くなり、燃費も若干悪化します。使用環境を考慮して選択しましょう。
Q: 価格はどのくらい上がった?
A: 改良に伴い約39万円〜47万円の価格上昇となりました。スーパーGL・ダークプライム2の2.8L ディーゼルターボ仕様で、8型比473,000円~473,200円(47.3万円)の値上げとなっています。これには最新安全装備(Toyota Safety Sense 3.0、ACC、パノラミックビューモニター)や、8インチディスプレイオーディオ、7インチTFT液晶メーター、LEDヘッドライトなどの標準装備化が含まれており、装備内容を考えれば十分な価値があると言えます。
Q: 9型を待たずに8型を買ってしまったが、後悔している
A: 8型も十分に優れた車両です。ただし、9型の大幅な装備充実を考えると、これから購入する方は9型を強くおすすめします。すでに8型を購入済みの方は、安全装備の後付けカスタムや、将来的な買い替え時のリセールバリューを考慮すると良いでしょう。8型も海外需要が高いため、リセールバリューは十分に期待できます。
Q: 納期はどのくらいかかる?
A: 2026年2月の発売直後は注文が殺到しており、注文が殺到することが予想されます。ディーラーや地域によって異なりますが、1ヶ月から6ヶ月程度の納期を見込んでおく必要があります。特に人気グレードのスーパーGLや4WD仕様は納期が長くなる傾向があります。早めにディーラーに相談し、枠を確保することをおすすめします。
Q: 300系のフルモデルチェンジは待つべき?
A: トヨタは新型ハイエースのフルモデルチェンジを行い2027年8月頃に発売すると予想されています。次期300系はセミボンネット化により安全性が向上する一方、荷室スペースが若干狭くなる可能性があります。また、トヨタは新300系の発売後も、現行200系を一定期間併売する方針と予想されます。現在の200系9型は完成度が非常に高く、すぐに車両が必要な方は9型の購入をおすすめします。300系を待つ場合は、最低でも1年以上、初期ロットの不具合リスクを考えると2年程度待つ覚悟が必要です。
まとめ:新型ハイエース9型は「商用車の新基準」へ
2026年発売の新型ハイエース(9型)は、長年愛されてきた200系の信頼性に、最新の安全技術とデジタル装備を融合させた、まさに**「最終進化形」**です。
販売価格:2,860,000円 〜 4,683,800円(税込)
「仕事の効率を上げたい」「家族と究極の車中泊を楽しみたい」「将来のリセールを考慮して賢い買い物をしたい」。そんなすべてのニーズを完璧に満たす一台、それが新型トヨタ・ハイエースです。
次回のフルモデルチェンジ(300系への移行)は2027年以降と予測されており、完成し尽くされた現在の200系ハイエースを手に入れるのは、今が最高のタイミングと言えるでしょう。
9型ハイエースは、Toyota Safety Sense 3.0による圧倒的な安全性、全車速追従機能付ACCによる快適性、そして変わらぬ高いリセールバリューを兼ね備えた、まさに「買って後悔しない一台」です。ビジネスでもプライベートでも、ハイエースはあなたの最高のパートナーとなるはずです。
【重要なお知らせ】
本記事の情報は2026年1月時点のものです。最新の価格や仕様、納期については、必ずトヨタ公式サイトまたは最寄りのトヨタディーラーにてご確認ください。


