みなさん、こんにちは!ついに私たちの街に、SF映画に出てきそうな未来の風景が現実になる瞬間が訪れました。2025年5月19日、東京都八王子市の南大沢エリアで、セブン-イレブンの商品を自動で届けてくれる、かわいらしい配送ロボット「LOMBY(ロンビー)」の実証実験がスタートしたんです!
コンビニに行く時間がないとき、ちょっと体調が優れないとき、雨の日や寒い日…そんなときに、おにぎりやお弁当、飲み物などをロボットが家まで届けてくれる。なんだか夢のような話ですが、これが現実に動き始めたんです。今日はそんな画期的なプロジェクトについて、ワクワクしながらご紹介したいと思います!
LOMBY(ロンビー)ってどんなプロジェクト?3つの会社がタッグを組んだ未来への挑戦

このロボット配送サービスは、次の3つの会社が力を合わせて実現させました:
- LOMBY株式会社:次世代の配送ソリューション開発を専門とするスタートアップ企業
- 株式会社セブン-イレブン・ジャパン:言わずと知れた日本最大のコンビニチェーン
- スズキ株式会社:自動車や二輪車の開発・製造で知られる企業
それぞれが得意な分野を活かして、私たちの生活をもっと便利に、そして未来的にするためのプロジェクトを立ち上げたんですね。正直、こういう異業種コラボって、新しいものが生まれるワクワク感がありますよね!
なぜ今、自動配送ロボットなの?
「どうして今、ロボット配送なの?」と思った方もいるかもしれませんね。実は、このプロジェクトには3つの大きな背景があるんです。
1. 配達員さんが足りない問題を解決したい
最近よく耳にする「人手不足」。特に物流業界ではドライバーや配達員の不足が深刻になっています。コロナ禍以降、お家で過ごす時間が増え、宅配需要が急増したことも影響していますよね。自動配送ロボットの導入で、この課題を少しでも解決できるかもしれません。
2. 環境にやさしい配送を実現したい
地球温暖化対策はもはや待ったなしの課題。配送車からのCO2排出も無視できません。電動で動くLOMBYは、ガソリン車での配送に比べて環境負荷がグッと低くなります。小さな一歩かもしれませんが、環境に配慮した未来の街づくりにつながっていくはずです。
3. もっと便利な買い物体験を提供したい
「あと一品だけ買いたいけど、わざわざコンビニまで行くのは面倒…」そんな経験、ありませんか?LOMBYなら、スマホで注文するだけで商品が自宅に届きます。特に、小さなお子さんがいるご家庭や、ご高齢の方、体調が優れない日など、外出が難しい状況での強い味方になってくれそうです。
LOMBYってどんなロボット?未来の配達員さんをご紹介!
みなさんの元へ商品を届けてくれる主役、LOMBYはどんなロボットなのでしょうか?実はまだ詳細な仕様は公表されていないのですが、一般的な自動配送ロボットの特徴と、現時点での情報から推測してみましょう。
LOMBYの外見はどんな感じ?

LOMBYは、街中で見かけても違和感がないように、親しみやすいデザインになっているようです。ちょうど小型の冷蔵庫くらいのサイズで、上部には商品を収納するスペースがあり、下部には走行するためのタイヤが付いています。
カラーリングは、セブン-イレブンのイメージカラーである緑と白、それにオレンジが取り入れられているかもしれませんね。街中で見かけたら、思わず「かわいい!」と声をかけたくなるような、親しみやすい外観を想像しています。
どうやって安全に走るの?最新テクノロジーがたっぷり!
LOMBYは、歩道を人と共存しながら走行するために、最新のセンシング技術とAI(人工知能)を搭載していると考えられます。
歩行者との接触を避けるため、人を検知するとスピードを落としたり、必要に応じて停止したりするんですよ。信号のある交差点では、信号の色を認識して安全に渡る技術も備えていると予想されます。
どれくらいの距離や速度で走れるの?
自動配送ロボットは一般的に時速5〜6km程度で走行します。ジョギングよりちょっと遅いくらいのスピードですね。これは安全に配慮してのことで、万が一接触しても大きな事故にならないように設計されています。
一度の充電で走れる距離は10〜20km程度と予想されます。セブン-イレブンの店舗から半径2km程度の範囲をカバーできる設計になっているのではないでしょうか。
雨の日や夜間でも大丈夫?
雨や雪、夜間など、様々な環境下でも安全に走行できるよう設計されているはずです。防水・防塵性能を備え、暗い時間帯でも視認性を確保するためのライトなども装備していると考えられます。ただ、極端な悪天候時(台風や大雪など)は、安全を考慮して運用を見合わせる可能性が高いですね。
実証実験はどんな感じで行われるの?知りたいポイントをチェック!
南大沢エリアで始まった実証実験。具体的にはどんなことが行われるのでしょうか?気になるポイントをいくつか見ていきましょう。
どんな商品が届けられるの?
セブン-イレブンといえば、おにぎり、お弁当、サンドイッチ、飲み物、お菓子、日用品など様々な商品が揃っていますよね。そのうち、LOMBYで配送可能なのは、以下のような条件に合うものだと予想されます:
- ロボット内に収納できるサイズの商品
- 一定の重量以下(おそらく5kg程度まで)
- 温度管理が必要なものは専用ボックスで対応
つまり、おにぎりやお弁当、サンドイッチといった食品から、飲料、お菓子、日用品まで、幅広い商品が対象になりそうです。温かい商品や冷たい商品は、保温・保冷機能付きのボックスで配送される可能性が高いですね。
注文はどうやってするの?
専用のスマートフォンアプリを使って注文するシステムになるのではないでしょうか。おそらく、次のような流れになると予想されます:
- アプリをダウンロードして会員登録
- 希望の商品を選択してカートに入れる
- 配送先住所と希望時間を指定
- 決済方法を選択して注文確定
- LOMBYが準備完了するとアプリで通知
- 到着時刻が近づくとリアルタイムでロボットの位置を追跡可能
- 到着したらアプリで解錠し、商品を取り出す
支払い方法は、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなど、キャッシュレス決済が中心になりそうですね。
配送エリアはどこまで?
今回の実証実験では、八王子市南大沢エリアの限られた範囲から始まるとみられます。具体的には:
- セブン-イレブンの特定店舗(南大沢駅前店など)から
- 半径1〜2km程度の範囲
- 主に歩道が整備された住宅地や学生マンションエリア
を対象にするのではないでしょうか。実験の成果を見ながら、段階的にエリアを拡大していく計画かもしれませんね。
利用時間や料金は?
実証実験期間中の利用時間は、おそらく日中の明るい時間帯(午前10時〜午後6時頃)に限定される可能性が高いです。夜間の運用はLOMBYの視認性や安全面から、本格導入後の課題となるかもしれません。
料金については、実証実験期間中は無料か、特別価格(例:配送料100円など)での提供が予想されます。将来的には、注文金額や距離、時間帯などに応じた料金体系が設定されるのではないでしょうか。
なぜ八王子・南大沢が選ばれたの?実は理想的な実験場所だった!

今回の実証実験の舞台として、八王子市の南大沢エリアが選ばれました。なぜこのエリアだったのでしょうか?実はとても理にかなった選択だったんです。
整備された歩道と道路環境
南大沢エリアは計画的に開発されたニュータウンのため、歩道が広く整備されており、自動走行ロボットにとって走りやすい環境です。段差も比較的少なく、勾配もゆるやかな道が多いため、LOMBYの性能を安定して発揮できるエリアと言えます。
多様な住民層と需要
首都大学東京(現:東京都立大学)があることから学生が多く、また、ファミリー世帯からシニア層まで幅広い年齢層が住んでいます。配送ロボットのニーズを様々な視点から検証できる理想的なエリアと言えるでしょう。
店舗と住宅の距離感
南大沢駅周辺の商業施設と住宅エリアの距離感が、配送ロボットの実証実験に適しています。徒歩では少し遠いけれど、車を出すほどでもない…そんな「ちょうどいい距離感」が、LOMBYの活躍の場として最適なんです。
このサービスで私たちの生活はどう変わる?3つの大きなメリット
LOMBYによる配送サービスが本格的に始まったら、私たちの生活はどう変わるのでしょうか?想像できる主なメリットを3つご紹介します。
1. 時間の節約と新しい自由
コンビニまで行く時間と労力が節約できることで、私たちの生活にちょっとした余裕が生まれます。例えば:
- 仕事に集中している時に、わざわざ外出せずに軽食や飲み物を手に入れられる
- 料理中に足りない材料があっても、その場を離れずに届けてもらえる
- 雨の日や真夏の暑い日、真冬の寒い日に外出しなくて済む
「あと一品だけ買いたい」というときのストレスが軽減されるのは、思った以上に大きなメリットかもしれませんね。
2. 買い物弱者をサポート
高齢者や身体が不自由な方、小さなお子さんがいて外出が難しい方など、いわゆる「買い物弱者」と呼ばれる方々にとって、このサービスは大きな助けになります。
- 近所にコンビニがあっても、足腰の不安から買い物を躊躇していた高齢者
- 子どもが寝てしまった後で必要なものが出てきたときに困るご家庭
- 体調不良で外出が難しい日でも必要なものが手に入る安心感
このように、様々な事情で外出が困難な方々の生活の質を向上させる効果が期待できます。
3. 非接触でのやりとりが可能に
コロナ禍以降、人との接触を減らした買い物へのニーズが高まっています。LOMBYによる配送なら:
- 人との接触なく商品を受け取れる
- 混雑した店内に入る必要がない
- マスクを着けていないときや、人混みが苦手なときも安心
このように、感染症対策としての側面も持ち合わせています。また、人見知りの方や、その日の気分で人と会話したくないときにも便利ですよね。
実用化に向けての課題は?クリアすべきハードル
もちろん、このサービスが全国で当たり前になるまでには、いくつかの課題をクリアする必要があります。主な課題としては、次のようなものが考えられます。
技術的な課題
- 様々な天候への対応:雨、雪、強風など、極端な気象条件下でも安定して走行できるか
- 複雑な交差点の横断:信号のない交差点や複雑な道路状況での安全な走行
- 階段や段差の多いエリアでの走行:日本の住宅街には、バリアフリーになっていない場所も多い
社会的・法的な課題
- 道路交通法との整合性:現行法では、公道を走る自動配送ロボットの位置づけが明確でない
- 保安上の懸念:商品の盗難や、ロボット自体の破損・いたずらへの対策
- 住民の受容性:「ロボットが街中を走る」という光景に対する住民の抵抗感
ビジネスモデルの課題
- コスト面での採算性:ロボット導入・維持管理のコストと配送料のバランス
- 配送可能な商品の制限:サイズや重量、温度管理などの制約
- 天候不良時のバックアップ体制:ロボットが使えない状況での代替手段
これらの課題は一朝一夕に解決するものではありませんが、今回の実証実験を通じて、一つひとつ解決の糸口が見つかっていくことでしょう。私たち消費者の声や反応も、サービス改善の重要な鍵となるはずです。
未来はもっと便利に!自動配送ロボットがもたらす可能性
LOMBYの実証実験を皮切りに、自動配送ロボットの活用シーンはどんどん広がっていくかもしれません。将来的には、どんな展開が期待できるでしょうか?
コンビニだけじゃない!様々な店舗との連携
今回はセブン-イレブンとの取り組みですが、将来的には:
- 薬局と連携して、急な体調不良時に医薬品を配送
- レストランと連携して、出来立ての料理を配送
- 図書館と連携して、本の貸出・返却サービス
など、様々な店舗やサービスとの連携が考えられます。「街のインフラ」として、LOMBYのような配送ロボットが活躍する日も近いかもしれません。
地域コミュニティの強化にも一役
自動配送ロボットは、単なる「モノを運ぶ」機能を超えて、地域コミュニティを支える存在にもなり得ます。例えば:
- 高齢者の見守りサービスと連携
- 地域の緊急情報の伝達手段としても活用
- 地域の特産品や手作り商品の流通をサポート
このように、地域の中で新たな「つながり」を生み出す可能性を秘めています。
物流業界の働き方改革にも貢献
配送ロボットの導入は、物流業界における「働き方改革」にもつながります:
- 単純作業からの解放により、人間はより創造的な業務に集中
- 24時間稼働可能なロボットとの役割分担で、人間の労働時間短縮
- 肉体的負担の大きい業務からの解放
このように、人間とロボットが共存する新しい働き方のモデルケースとなる可能性も秘めています。
私たちにできること〜未来の街づくりへの参加〜
このような新しい取り組みが成功するかどうかは、私たち一人ひとりの協力や理解にもかかっています。街でLOMBYを見かけたら、どう接すれば良いのでしょうか?
LOMBYとの上手な付き合い方
- 進路を妨げない:LOMBYが通行中の場合は、スムーズに通れるよう協力しましょう
- いたずらしない:好奇心からの接触やいたずらは控えましょう
- 困っているようなら見守る:何か問題があるようなら、遠くから見守りましょう(むやみに触れるのは避けましょう)
サービスを利用してフィードバックを
実証実験期間中にサービスを利用する機会があれば、積極的にフィードバックを提供しましょう。「使いにくかった点」「改善してほしい点」だけでなく、「便利だった点」「感動した点」も伝えることで、より良いサービスづくりに貢献できます。
SNSでの情報発信も大切
LOMBYを見かけたら、SNSでシェアするのも良いでしょう。「#LOMBY」「#ロンビー」「#セブンイレブン」「#自動配送ロボット」などのハッシュタグをつけて投稿することで、このプロジェクトの認知拡大にもつながります。新しい技術やサービスが社会に受け入れられるためには、私たち一人ひとりの小さな応援も大切なんです。
まとめ:LOMBYがつくる未来の街の風景を楽しみに!
セブン-イレブン、LOMBY、スズキの3社が力を合わせて始まった自動配送ロボットの実証実験。この取り組みは、単に「便利なサービス」というだけでなく、私たちの街の風景や生活様式を変える可能性を秘めています。
数年後、街中をLOMBYのような配送ロボットが行き交い、人々がそれを当たり前の風景として受け入れている…。そんな未来が、八王子・南大沢からスタートしようとしています。
テクノロジーの発展は時に不安を伴うものですが、それが人々の生活をより豊かにし、社会課題の解決につながるものであれば、積極的に受け入れていきたいものですね。LOMBYの活躍する姿を、これからも温かく見守っていきましょう!