施行は2023年７月より
ユーザーへ周知徹底と共にディーラーでの貼り間違いに注意しましょう
従来の規定
国土交通省は、検査標章（車検ステッカー）の貼付位置を７月から運転席側上部端に変更する。「検査標章の貼付位置の見直し案」を公表した２０２２年６月当初は、前方かつ運転席から見やすい位置として「前面ガラスの運転席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置」となっていました
更に車両構造やドライブレコーダー、ＥＴＣ車載機、フィルム式アンテナなどが原因で運転者の視界を妨げる場合に限って「運転者の視界を妨げない前方かつ運転席から見やすい位置」との例外規定を加え
られていました
変更点は
今回の変更点は「運転席から見やすい位置」という定義から「前方かつ運転席から見やすい位置」に変更されています。
よってフロントガラスの右上の隅に貼ることが事実上義務付けられるようになります。
だたパンフレットにも記載がありますように、上記画像の位置に「貼り付けていただけますようお願いします」と書かれていますので強制（罰則）ではないようです。
運輸省サイトより抜粋
新たに車検ステッカーを貼付する車両が新基準の対象となる。すでに貼付している車検ステッカーの貼付位置を変更する必要はない。また、貼付位置が基準と異なることで、受検ができなくなるなどの措置は検討していないという。
ただディーラーに対しても自販連等から要請がありましたので、７月からは殆どの車両がこの位置に貼られることになるでしょう。
また、ユーザーも貼り付け位置に関して意識を持たれていますので、従来通り中央へ貼った場合にはクレームに繋がる恐れもあるでしょう。
業務指導の下、会社挙げて周知徹底を心がけていきましょう。
