自動車業界が100年に一度の変革期を迎える中、これからのビジネスの指針を探る上で欠かせないイベントが開催されます。それが、「第23回国際オートアフターマーケットEXPO 2026(IAAE 2026)」です。本記事では、業界関係者なら絶対に見逃せない本展示会の詳細と、今回注目すべきポイントを徹底解説します。
自動車業界が100年に一度の変革期を迎える中、これからのビジネスの指針を探る上で欠かせないイベントが開催されます。それが、**「第23回国際オートアフターマーケットEXPO 2026(IAAE 2026)」**です。本記事では、業界関係者なら絶対に見逃せない本展示会の詳細と、今回注目すべきポイントを徹底解説します。
- 会場と日程:2026年2月、東京ビッグサイトが熱狂の渦に
- 国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)の全体像と魅力
- 過去最大規模!国内外から集まる出展企業や最新情報の見どころ
- 注目の出展カテゴリー:業界の未来を映す最先端技術が集結
- 展示会で行われるセミナーや実演企画の主な内容について
- 特別企画:「クルマ屋さんが選ぶいいクルマアワード2026」表彰式
- IAAE 2026を最大限活用するための来場前準備
- まとめ:なぜIAAE 2026に足を運ぶべきなのか
- 開催概要(再掲)
会場と日程:2026年2月、東京ビッグサイトが熱狂の渦に
「第23回国際オートアフターマーケットEXPO 2026」は、以下のスケジュールで開催が決定しています。
- 日程: 2026年2月12日(木)~ 14日(土)
- 時間: 10:00~17:00(※最終日のみ16:00まで)
- 会場: 東京ビッグサイト 東7・8ホール
- アクセス: りんかい線「国際展示場駅」徒歩約7分、ゆりかもめ「国際展示場正門駅」徒歩約3分
すでに来場事前登録およびセミナー予約は2025年12月17日より開始されており、開催に向けた準備が本格化しています。特に人気のセミナーは早期に満席となる可能性があるため、早めのチェックが推奨されます。
会場となる東京ビッグサイトの東展示棟は、最新の設備を備えた広大なスペースであり、自動車アフターマーケットの最前線が集結するにふさわしい舞台といえるでしょう。今回は前回に引き続き東ホールでの開催となり、アクセスの良さと広々とした展示スペースが来場者から高い評価を得ています。
入場には事前登録が必須となっており、公式サイトからの来場事前登録を完了することで、当日スムーズに入場できる来場者バッジを入手できます。バッジはプリントアウトして持参することで、受付の混雑を避けてすぐに展示会場へアクセスすることが可能です。
国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)の全体像と魅力

IAAEは、単なる製品展示の場にとどまらず、**「自動車ビジネスに関わるあらゆるプレーヤーが一堂に会する」**という点が最大の魅力です。
この展示会には、自動車メーカーやディーラーはもちろんのこと、整備・鈑金事業者、商社、部品商、さらには部品・用品メーカーまで、実に幅広い層が参加します。本展の主な特徴は以下の通りです:
情報の交流拠点
異なる業種のプロフェッショナルが集い、これからのビジネスを勝ち抜くための生きた情報を交換することができます。展示ブースでの商談だけでなく、廊下や休憩スペースでの偶然の出会いから、新たなビジネスパートナーシップが生まれることも少なくありません。
過去の参加者からは「他では得られない業界の最新動向を肌で感じられた」「実際に手に取って製品を確認できるのが大きい」といった声が多数寄せられています。
業界動向の羅針盤
刻一刻と変化する業界の「今後の方向性」を、展示や企画を通じて肌で感じることが可能です。2026年のIAAEでは、特にAI技術の活用、省力化・効率化、電動車(EV)対応、カーディテイリングの高度化など、時代を映す最新トレンドが集結します。
IAAE事務局長の松永博司氏(株式会社ジェイシーレゾナンス代表取締役社長)によれば、「現場の切実な課題である人材不足と高齢化への対応策が具体化してきている」とのこと。AI塗装ロボットや車体スキャナー、塗料の自動調色システムといった「省力化」に直結する商材が目立つのが今回の特徴です。
写真ギャラリーや過去実績に裏打ちされた信頼
過去の開催風景からもわかる通り、活気あふれるビジネスチャンスの場として定着しています。IAAEは1999年に開催された「カーメンテナンス&ディテイリングフェア」を源流に持ち、20年以上の歴史を誇る業界屈指のイベントです。
その信頼性の高さは、経済産業省、国土交通省、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)、独立行政法人自動車技術総合機構、独立行政法人中小企業基盤整備機構といった公的機関が後援していることからも明らかです。
過去最大規模!国内外から集まる出展企業や最新情報の見どころ

今回のIAAE 2026には、**過去最大規模となる378社(国内246社・海外132社)**の企業・団体が出展する予定です(2025年12月17日時点)。これは前回のIAAE 2025から国内企業が22社・59小間増加しており、国内企業は社数・小間数ともに過去最大となります。
出展規模の詳細は以下の通りです:
- 総出展数:378社・団体/727小間・32展示台
- 国内企業:246社・団体/569小間・32展示台
- 海外企業:132社・団体/158小間
- 参加国・地域:中国、台湾、韓国、シンガポール、インド、イタリア、ギリシャ、イギリス、ドイツ、スペイン
日本唯一の国際展としての地位
これは、自動車アフターマーケットに関する展示会としては**「日本唯一の国際展」**という確固たる地位を築いています。特に注目すべきは、国内企業のみならず、アジア地域を中心とした海外からの多数の出展です。
グローバルな視点での最新技術や、海外市場でトレンドとなっている製品・サービスを直接目にすることができる貴重な機会となります。例えば、台湾ではすでにAI塗装ロボットがテスラ認定工場やトヨタ系ディーラーで実用化されており、こうした先進事例を間近で学べるのもIAAEならではの強みです。
出展の盛況ぶりが示す業界の期待
事務局によれば、残り小間数はあとわずかとなっており(2025年10月時点)、満小間になり次第締め切りとなるほどの盛況ぶりです。これは、出展企業側も本展示会の波及効果を高く評価している証拠と言えるでしょう。
IAAE出展のメリットとして、以下の点が挙げられます:
- ターゲット層の明確さ:
来場者の多くが経営者層であり、意思決定権を持つキーパーソンと直接商談できる - 新製品の初披露の場:
IAAE 2026で初披露となる最新商材も多く、業界の注目を集めやすい - メディア露出の機会:
業界専門誌や自動車メディアが多数取材に訪れ、プレスリリース効果も期待できる - 競合分析の機会:
他社の動向を一度に把握でき、自社の立ち位置を確認できる
注目の出展カテゴリー:業界の未来を映す最先端技術が集結
IAAE 2026では、多岐にわたる出展カテゴリーが用意されています。中でも特に注目すべき分野をピックアップしてご紹介します。
【カーディテイリング】圧倒的な存在感を放つ70社超の出展
2025年12月25日時点の速報では、378社のうち、70を超える国内外の出展者がカーディテイリング関連商材の訴求を予定していることが明らかになりました。これはIAAEが「カーメンテナンス&ディテイリングフェア」を源流に持つことから、カーディテイリング分野に特に強みを持っているためです。
ペイントプロテクションフィルム(PPF)市場の拡大
拡大するペイントプロテクションフィルム市場において、以下の企業の出展が注目されます:
- アザレア
- XPEL JAPAN
- STEK-JAPAN
- ONYXHIELD Japan
- カーメイクアートプロ
- QUAD-JAPAN
- ソフト99オートサービス
- デザインラボ
- デレクト
- Profilm Advanced Material Japan
- ワイエムジーワン
さらに、初出展者として以下の企業も参入します:
- Colton Car Care
- シバタ
- NAGARA
- 枚方技研
- ファブナード
- AVAN化成(ドイツのケミカルブランドKoch-Chemieを出品)
洗車用純水装置の充実
洗車用純水装置の出品も多い傾向で、洗車サービスを強化したい自動車アフターマーケット事業者にとって有益な情報収集の場となります。純水を使用することで、水道水に含まれるミネラル分によるウォータースポットを防ぎ、拭き取り作業の負担を大幅に軽減できるため、業務効率化の観点からも注目が集まっています。
その他のカーディテイリング関連商材
- ボディコーティング剤
- ウインドウフィルム
- ラッピングフィルム
- ポリッシャーなど各種電動工具
- バフ、コンパウンド
- 防錆剤、防食処理
- デントリペア(無塗装での凹み修復)
- ガラスリペア
- 技術トレーニング
これらのプロ向けの本格的なカーディテイリング関連情報が一堂に集結します。商材の展示だけでなく、ブース内での実演や、セミナー会場でカーディテイリング関連商材のプレゼンテーションを予定している出展者も多く、施工のしやすさや商材の特徴、効果などを直接的に見定めることができます。
【AI・ロボット技術】省力化・効率化の切り札
人材不足と高齢化という業界の切実な課題に対する解決策として、AI・ロボット技術の導入が加速しています。
AI塗装ロボット「PaintGo」
前回に引き続き、塗装ロボットのPaintGoがニジェスブースにて展開されます。PaintGoは韓国や台湾、中国で実績を積み重ねており、2024年には仁川の民間工場で本格稼働を開始。標準塗装パターン登録・作業ログの自動記録が評価され、保険会社への報告作業も効率化されました。
PaintGoは単なる省人化ツールではなく、**職人の技を定義・記録し、再現性を持たせるための「知の共創ツール」**として位置づけられています。将来的には、熟練者の塗装パターンをAIに学習させ、若手や他工場に展開するといった技能伝承の支援にも活用される予定です。
車体スキャナー「Instavalo」
MCON JAPANは車体スキャナーのInstavaloを出品します。3Dスキャン技術により、車体の損傷状況を正確に把握し、修理の品質向上と作業効率化を実現します。
塗料の自動調色システム
塗料の色合わせは熟練の技術が必要でしたが、自動調色システムの登場により、経験の浅いスタッフでも正確な調色が可能になります。ギリシャのHB BODYからはEUで評価の高い補修用塗料が出品され、欧州の先進技術を体験できます。
その他の省力化技術
- アシストスーツ(作業者の身体的負担を軽減)
- コードレス電動工具(作業効率の向上)
- Web予約システム(業務フローの最適化)
【EV・次世代車対応】電動化時代の整備ノウハウ
電気自動車(EV)の普及に伴い、整備業界にも新たな知識とスキルが求められています。
純正スキャンツール特設コーナー
今回のIAAEでは、国内の自動車メーカー12社の純正スキャンツールの購入方法や価格、特徴などを横断的に把握できる特設コーナーを設置します。さらに、国土交通省の担当者を招いて、高度化した自動車整備に対応するスキャンツールの現状と今後について説明する予定です。国土交通省の方に直接質問できる貴重な機会となります。
現代の車両は、安全装備(ADAS)やハイブリッド・EV技術により、電子制御システムが高度化しています。そのため、故障診断や整備にスキャンツールが不可欠となっており、特にOBD(車載故障診断)検査が本格化する中、各メーカーの純正ツールの特性を理解することが重要です。
EVバッテリー診断・メンテナンス機器
- 三洋貿易:EV・PHEV用のバッテリーメンテナンス機器
- Aviloo:EVバッテリーSoH(State of Health)診断装置
EVの普及している先進国では、EVのバッテリービジネスが急速に拡大しています。最も重要となるのは、高電圧を取り扱う安全作業であり、高電圧バッテリーの診断、修理、バランシングの知識が必要です。また、ADAS(先進運転支援システム)は安全性に関わる重要なシステムであり、緊急時に正しく作動させるためのエーミング作業を理解することがポイントとなります。
【3Dプリンタ】自動車アフターマーケットの新潮流
自動車アフターマーケットにおける新たな潮流として、3Dプリンタ関連から以下の企業が出展します:
- Carbon Technologies Nippon
- サクライノベーション
- J-3D
- 城東テクノ
- 太陽日酸
- 戸畑製作所
3Dプリンタ技術は、廃番となった旧車の部品を復刻する際や、少量生産の特殊部品を製作する際に威力を発揮します。トヨタ自動車も東京オートサロン2026で旧車パーツの復刻プロジェクト「第2章」を発表しており、3Dプリンタは自動車の長寿命化を支える重要な技術として注目されています。
【商用車・大型車】成長市場への対応
いすゞ自動車の純正リビルト部品「E-PARTS」
前回に引き続きいすゞ自動車がE-PARTSを出品し、グループ会社であるUDトラックスも出展します。商用車は使用頻度が高く、メンテナンス需要が旺盛なため、リビルト部品市場は今後さらに拡大が見込まれます。
その他の注目出展
- ティー・エー・エス:トラック用DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)
- 日本トラックリファインパーツ協会
- ながおテクノ
【特殊工具・整備機器】プロフェッショナルツールの最前線
IAAE初出展の特殊工具メーカー
- ハスコー:自動車整備用特殊工具のトップブランド
- 江東産業:高品質な整備工具を提供
これらの企業がIAAEに初出展することで、整備工具分野のラインナップがさらに充実します。
オートアールズの整備機器ブランド「R’s tool」
カー用品店を展開するオートアールズは、整備機器ブランド「R’s tool」をIAAEで初披露します。小売と整備の両面を持つオートアールズならではの視点で開発された製品群が注目されます。
その他の最新機器
- スマートドライブ:新製品のブレーキパッド診断サービス
- ウルトジャパン:洗浄、潤滑関連の「Tunap」を新たに展開
- 東海樹脂工業:ドイツOLIGO社の鈑金塗装に特化したLED照明を初出品
【塗料・塗装関連】水性塗料の実演も
環境規制の強化に伴い、水性塗料への移行が進んでいます。IAAE 2026では、**水性塗料の塗装実演(測色・調色・塗装)**が3日間にわたり開催され、実際の作業プロセスを目の前で確認できます。
- 積水化学工業:フィルムを介して塗料を車体に転写する「塗料転写シート」
展示会で行われるセミナーや実演企画の主な内容について

IAAEが「有意義な情報発信の場」として評価される理由の一つに、充実した付帯プログラムがあります。IAAE 2026では、全70セッションのセミナーがすべて聴講無料となっており、来場事前登録を完了した方のみが申し込み可能です。
セミナー&出展者プレゼンテーション
主催者セミナーの主なテーマ
業界の有識者によるセミナーでは、最新の業界動向や経営戦略、今後の技術トレンドなどの情報が提供されます。
- 行政関連の動向
- 経済産業省 製造産業局自動車課による自動車産業への政策支援
- 国土交通省による自動車整備の最新指針
- GX(グリーントランスフォーメーション)、DX(デジタルトランスフォーメーション)、関税など、自動車産業を取り巻く環境変化への対応
- 損害保険
- 車体整備と損害保険の関係性
- 適正な修理見積もりと保険金支払いの在り方
- 3Dプリンタ活用
- 自動車部品製造における3Dプリンタの可能性
- 旧車パーツの復刻事例
- 環境整備
- 自動車整備や修理をはじめとした自動車を扱う事業者が取り組むべきリスクアセスメント
- 化学物質へのリスク低減措置の実践的な取り組み
- 人材雇用
- 外国人材の活用(特定技能制度の解説)
- インドネシア人材の自動車業界への受け入れ事例
- 整備業務のAI活用
- AI診断システムの導入事例
- 業務効率化のためのデジタルツール活用
- 恒例のオートアフターマーケットサミット(2月13日 15:00~16:30)
- 人口減少社会における自動車アフターマーケットの将来像
- 市場縮小エリアでの新たな戦略
- ターゲットを絞り込んだ事業エリア拡大の成功事例
国際セミナー(海外の先進事例を学ぶ)
グローバルな視点で自動車アフターマーケットを捉えるため、以下の国・地域からの講演が予定されています:
- 中国:中国のEV整備の現状と今後の展望
- 英国:自動車修理と損害保険の両立にむけたThatcham Researchの取り組み
- タイ:ASEAN自動車産業の中心的存在としてのタイのアフターマーケット
- マレーシア:グローバルな電動化潮流がもたらすマレーシア自動車アフターマーケットへの影響
- アフリカ:東アフリカのハブとして成長するケニアの自動車アフターマーケット
これらのセミナーを通じて、日本国内だけでなく、世界各地の自動車アフターマーケットの動向を把握し、グローバルな視点でビジネス戦略を考えることができます。
出展者プレゼンテーション(計50セッション)
3日間を通して計50セッションが開催されます。出展ブースだけでは収集できない各社の最新情報を、プレゼンテーション形式で詳しく聞くことができます。
製品の具体的な活用事例や導入メリット、ROI(投資対効果)の試算、他社との比較優位性など、商談に直結する実践的な情報が提供されます。
実演企画(デモンストレーション)

カタログスペックだけでは分からない、製品の「実際の動き」を体感できる実演が多数用意されています。
主な実演内容
- 水性塗料の塗装実演(3日間開催)
- 測色:車体の色を正確に測定
- 調色:測定データをもとに塗料を調合
- 塗装:実際に塗装作業を実演
- カーディテイリング施工実演
- ペイントプロテクションフィルムの施工デモ
- カーラッピングフィルムの施工実演
- ガラスコーティングの施工プロセス
- 整備機器のデモンストレーション
- スキャンツールによる故障診断
- バッテリー診断機器の使用方法
- エーミング作業の実演
- AI・ロボット技術のデモ
- AI塗装ロボットの稼働実演
- 3Dスキャナーによる損傷測定
整備や鈑金の現場で即戦力となる技術や、新サービスのデモンストレーションは、足を運んだ人だけが得られる大きな収穫となるはずです。
特別企画:「クルマ屋さんが選ぶいいクルマアワード2026」表彰式
IAAEの協力団体である、オートアフターマーケット連絡協議会主催『クルマ屋さんが選ぶいいクルマアワード2026』の表彰式が、会期中の2月12日(木)に執り行われます。
アワードの概要
整備や修理、板金塗装、用品部品販売、新車・中古車の販売および買取、ロードサービス、ガソリンスタンドなど、多岐にわたる自動車アフターマーケット事業者が、プロの目線で本当に「いいクルマ」を選び表彰します。
4つの部門構成
今回は以下の4部門で選考が行われます:
- コスパ部門:価格と性能のバランスに優れた車両
- トラブルレス部門:故障が少なく、信頼性の高い車両
- リセールバリュー部門:中古車として高い価値を維持する車両
- EV部門:電気自動車として優れた性能を持つ車両
最多票を獲得したクルマが大賞に選ばれるほか、総合的な視点で選考委員会が選出する特別賞もあります。
アワードの意義
このアワードは、消費者視点だけでなく、実際にクルマを扱うプロフェッショナルの視点から評価される点が特徴です。整備性の良さ、部品の入手しやすさ、修理のしやすさなど、実務的な観点からの評価は、自動車メーカーにとっても貴重なフィードバックとなります。
IAAE 2026を最大限活用するための来場前準備
限られた時間で効率的に情報収集するためには、事前準備が重要です。
来場事前登録とセミナー予約
必須事項:IAAE公式サイトから来場事前登録を完了してください。登録が完了すると、来場者バッジがメールで送られてきます。これをプリントアウトして当日持参すれば、受付の混雑を避けてスムーズに入場できます。
セミナー予約:聴講したいセミナーは事前予約が必要です(満席になり次第締切)。人気セミナーは早期に満席となるため、登録後すぐに予約することをお勧めします。
出展者リストの事前チェック
IAAE公式サイトに掲載されている出展者リストを事前に確認し、訪問したいブースをリストアップしておきましょう。378社もの出展者がいるため、闇雲に回っていては時間が足りません。
チェックポイント:
- 自社の業務に直結する製品・サービスを提供する企業
- 新規事業として検討している分野の企業
- 競合他社の動向をチェックしたい企業
- 初出展企業(新しい技術やサービスの可能性)
会場マップの確認
会場は東7・8ホールと広大です。事前に会場マップを確認し、訪問ブースの位置関係を把握しておくことで、効率的な動線を計画できます。
名刺の準備
展示会では多くの企業担当者と名刺交換をする機会があります。通常の倍程度の枚数(100枚以上)を用意しておくと安心です。
当日のスケジュール立案
推奨スケジュール例:
複数のセミナーをご聴講される方はスケジュールの重複にご注意ください。
まとめ:なぜIAAE 2026に足を運ぶべきなのか
「第23回国際オートアフターマーケットEXPO 2026」は、明日の自動車ビジネスを生き抜くためのヒントが詰まった3日間です。
IAAE 2026の最大の価値
- 過去最大規模の378社の出展
- 国内246社・海外132社が集結
- 前回から国内企業が22社・59小間増加
- 国内外の最新技術を一度に比較検討できる
- 国際色豊かな展示
- 10の国・地域から出展
- グローバルな視点での情報収集が可能
- 海外の先進事例を直接学べる
- 実戦的なセミナーと実演企画
- 全70セッションがすべて無料
- 国土交通省など行政機関との直接対話
- 現場で使える具体的なノウハウの習得
- 業界トレンドの最前線
- AI・ロボット技術による省力化
- EV対応の最新技術
- カーディテイリングの高度化
- 3Dプリンタの実用化
- ビジネスマッチングの機会
- 意思決定権を持つ経営者層が多数来場
- 新規取引先の開拓
- 技術提携やM&Aの機会
業界が直面する課題への解決策が集結
現在、自動車アフターマーケット業界は以下のような課題に直面しています:
- 人材不足と高齢化:熟練技術者の引退、若手の不足
- 技術の高度化:EV、ADAS、電子制御システムへの対応
- 車両の長寿命化:平均使用年数13年超、メンテナンス需要の増加
- 環境規制の強化:水性塗料への移行、環境対応型製品の需要
- デジタル化の波:AI、IoT、DXへの対応
IAAE 2026では、これらの課題に対する具体的な解決策が、製品展示、セミナー、実演を通じて提示されます。
長期保有化がもたらすビジネスチャンス
IAAE事務局長の松永氏は、「カーオーナーのマインドが、買い替えから整備や修理をして長く乗るという長期保有化の傾向がより一層、深まっている」と指摘しています。
平均使用年数が13年を超える中、自動車アフターマーケットのビジネスチャンスは拡大しています。特に以下の分野に商機があります:
- 経年劣化した車両のリフレッシュ(カーディテイリング)
- 旧車パーツの復刻(3Dプリンタ活用)
- 予防保全型メンテナンス(診断機器の活用)
- 車両の価値向上サービス(PPF、コーティングなど)
最後に
**「これからのビジネスに関する情報交流を図りたい」**と考えているすべての業界関係者にとって、この2026年2月の3日間は、カレンダーに最優先で書き込んでおくべき重要な日程です。
自動車業界は100年に一度の大変革期を迎えています。ガソリン車からEVへのシフト、自動運転技術の発展、シェアリングエコノミーの台頭など、ビジネス環境は急速に変化しています。
こうした変化の中で生き残り、成長していくためには、最新の情報をキャッチアップし、新しい技術やビジネスモデルを取り入れていく必要があります。IAAE 2026は、そのための最適な場となるでしょう。
ぜひ事前登録を済ませ、東京ビッグサイトで自動車業界の未来を体感してください。3日間の投資が、あなたのビジネスに新たな刺激と可能性をもたらしてくれるはずです。
会場でお会いしましょう!
開催概要(再掲)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 第23回国際オートアフターマーケットEXPO 2026(略称:IAAE 2026) |
| 英文名称 | The 23rd International Auto Aftermarket EXPO 2026 |
| 会期 | 2026年2月12日(木)~14日(土) 10:00~17:00(最終日のみ16:00まで) |
| 会場 | 東京ビッグサイト 東7・8ホール |
| 主催 | 国際オートアフターマーケットEXPO実行委員会 |
| 後援 | 経済産業省/国土交通省/独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ) 独立行政法人自動車技術総合機構/独立行政法人中小企業基盤整備機構 |
| 出展規模 | 378社・団体/727小間・32展示台 |
| 入場料 | 無料(来場事前登録必須) |
| 公式サイト | https://www.iaae-jp.com/ |
※日時、講師、タイトル、内容については、予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


