「リサイクル資金管理料金」に係る適格請求書について、公益財団法人自動車リサイクル促進センターにて発行されることとなりました。
よって課税事業所は「自動車リサイクル促進センター」のホームペーシからダウンロードする必要があります。販売店としても適格請求書から資金管理料金に係る消費税等の額を控除する必要があります。
リサイクル資金管理料金の諸費税の取扱い
「リサイクル資金管理料金」については、注文書上購入者にとって正確な消費税額を認識すべく課税取引としてひょうきしていました。
販売店に於ける経理処理は「預り金」「立替金」として仕分けをし、リサイクル促進センターに送金をしています。
この「リサイクル資金管理料金」のインボイス制度への対応として、「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」が適格請求書発行事業者であり、適格請求書を発行することになります。
注文書への対応はどのようになっていくのか
従来の注文書では課税欄に計上されており、290円の11分の1、26円について(内消費税合計額)の差異が生じることとなってしまいます。
今後の対応策として
① 注文書に記載する「リサイクル資金管理料金」を「課税」から「非課税」に変える
<注文書書式の変更>
- 消費税非課税項目にある「リサイクル預託金合計額」欄を「リサイクル関連費用」として、「リサイクル資金管理料金」を含む額を表示する
- 消費税課税項目にある「リサイクル資金管理料金」を削除する
- 補足、注意書きとして「リサイクル資金管理料金」に係る適格請求書は自動車リサイクル促進センターより発行されますと記載する
② 「リサイクル資金管理料金」のインボイスはお客様が「自動車リサイクル促進センター」のホームペーシからダウンロードすることとする
上記の記載と共にお客様に説明をする訳ですが、サービスとして予測では販売店側で予めダウンロードして渡すという流れにとは思ったのですが、適格請求書保存方式も兼ねているため実際にはどのような運用方法が販売側、購入者(課税事業者)にとって効率的なのかが課題になりそうです。
今後の動きについて追記を行っていく予定ですのでご参考にしてください。
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