高機能OBD2車両診断機が登場:超ロングケーブルで作業効率がアップ

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自動車整備の現場において、診断機の性能は作業効率と直結する死活問題です。近年、電子制御化が進む車両に対し、いかに迅速かつ正確に診断を下せるかがプロの腕の見せ所となっています。そんな中、カー用品ブランドMAXWINから、現場の声を形にしたプロ仕様の新型OBD2車両診断機**『OBD2-DIA02-PLUS』**が登場しました。

本記事では、この最新デバイスがなぜ業界関係者から注目を集めているのか、その圧倒的なスペックと実力について深掘りしていきます。

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そもそもOBD2診断機とは何か?なぜ現代の整備に必須なのか

OBD2診断機を語る前に、まずOBD2そのものについて理解を深めておきましょう。OBD(On-Board Diagnostics)は、車両に搭載された自己診断システムのことを指します。

OBD1からOBD2への進化

かつてのOBD1は、各自動車メーカーが独自に開発したシステムでした。そのため、通信規格はもちろん、故障コードを表示させる手順や、表示される故障コードの意味付けも、各メーカーでバラバラだったのです。GMのALDLをルーツに持つこのシステムは、その後各メーカーが独自にアレンジを加えていったため、整備士泣かせの状況が続いていました。

そこで登場したのがOBD2です。OBD2は各メーカーの枠を超えて、DLC(Data link coupler)と呼ばれる共通の接続コネクターと、共通の故障コードを使い、故障発生時には同じように警告灯を点灯させる機能を実現させました。これにより、整備現場での診断作業は格段に効率化されたのです。

現代の車両とECUの関係

2015年頃の自動車には約20個、2020年には約25個ほどのECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)が搭載されていました。そして、自動運転技術の発展により、2025年には約30個ほど搭載されると予測されています。電気自動車の時代になると、この数はさらに増加することが確実視されています。

つまり、現代の自動車整備において、OBD2診断機を使いこなせないということは、故障診断への道が開けないことを意味するのです。プロの整備士にとって、OBD2診断機は単なる便利なツールではなく、仕事の根幹を支える必須アイテムとなっているのが実情です。

OBD2診断機の4つの主要な使い道

プロの整備士は、OBD2診断機を主に以下の4つの用途で使いこなしています。

1. 故障コードの読み取りとクリア
エンジンチェックランプが点灯したら、まずはダイアグの故障コードを読み取ります。これは新米整備士でも簡単にできる基本中の基本です。故障コードは共通規格になってきているため、大抵の診断機で読み取ることができます。

2. 現在の車両情報のリアルタイム読み取り
例えば、エンジンの始動性が悪いという症状があった場合、ダイアグコードが入力されていなくても診断は可能です。OBD2を繋げば、現在のエンジン回転数、点火時期、各センサーからの数値など、車両の情報がリアルタイムでわかります。

3. フリーズフレームデータの確認
故障が発生した瞬間の車両状態を記録したデータを確認できます。これにより、どのような状況で故障が発生したのかを後から解析することが可能になります。

4. オシロスコープモードでの波形解析
大抵のプロ用OBD2診断機にはオシロスコープモードが備わっています。例えば、エンジンがかからず、初爆すらない場合、クランク角センサーが怪しいと判断できても、それを証明する必要があります。オシロスコープで波形を読み、波形がおかしいとわかって初めてクランク角センサ不良と断定できるのです。

これら4つの機能を使いこなすことが、プロの整備士への第一歩となります。


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この診断機が整備作業の効率をどう変えるのか

従来のOBD2診断機の多くは、ケーブルが短く、運転席の足元にあるコネクターに接続したまま、狭い車内で画面を覗き込む必要がありました。特に夏場の車内作業は過酷で、体勢も無理な姿勢を強いられることが多く、整備士の身体的負担は決して小さくありませんでした。

しかし、『OBD2-DIA02-PLUS』は、この物理的な制約を劇的に改善しています。

250cmの「超ロングケーブル」がもたらす自由

本製品最大の特徴は、従来品を遥かに凌駕する約250cmの超ロングケーブルを採用した点です。一般的なOBD2診断機のケーブル長は50cm~100cm程度が標準的であるため、この250cmという長さは業界でも極めて珍しい仕様といえます。

この長さがあることで、OBD2コネクターに接続したまま、車外に出てエンジンの状態を確認しながら操作することが可能になります。

具体的な作業シーンを想像してみましょう。

例えば、アイドリングの不安定さを診断する場合を考えてみてください。従来の短いケーブルでは、運転席に座ったままモニターを見るか、助手席で画面を確認しながらアクセルペダルを操作してもらう必要がありました。しかし、250cmのロングケーブルがあれば、エンジンルームで直接スロットルバルブやエアクリーナーの状態を目視で確認しながら、同時に手元の診断機でリアルタイムの空燃比や吸気温度をモニタリングすることができます。

また、排気系のトラブルシューティングでは、車両下部に潜り込みながら診断データを確認する必要がある場合もあります。従来の短いケーブルでは、車両と診断機を何度も往復する必要がありましたが、ロングケーブルなら一人での作業がスムーズに遂行できます。

さらに、複数の整備士がチームで作業する場合にも、このロングケーブルは威力を発揮します。一人がエンジンルームで調整作業を行い、もう一人が離れた場所で診断機のデータを監視し、無線で情報を共有しながら作業を進めることができるのです。

リアルタイムデータ読み取りによる迅速なトラブルシューティング

エンジンの稼働データを迅速に読み取る「リアルタイムデータ読み取り機能」により、車両の走行状態や潜在的な問題を即座に発見できます。

この機能が特に重要なのは、間欠的な不具合の診断時です。例えば、「時々エンジンが息継ぎする」「加速時だけ異音がする」といった、常時発生しない症状の場合、故障コードが記録されていないことも多々あります。

このような場合、リアルタイムデータを監視しながら実際に車両を走行させ、症状が発生する瞬間のデータを捕捉することが診断の鍵となります。データの遅延が少ないため、アイドリングの不安定さや、センサーの微細な反応の違いも見逃しません。

エンジン回転数、冷却水温度、吸気温度、スロットル開度、空燃比、点火時期、燃料噴射量など、数十種類ものパラメータをリアルタイムで監視できることで、故障箇所の特定精度が飛躍的に向上します。

例えば、O2センサーの劣化を疑う場合、アイドリング時と加速時の空燃比の切り替わり速度を監視することで、センサーの応答性が正常かどうかを判断できます。また、エンジン始動時の冷却水温度とインジェクターの噴射量の関係を確認することで、始動性不良の原因が温度センサーにあるのか、燃料系統にあるのかを切り分けることも可能です。

進化したバッテリー診断機能

本製品には、単なる電圧測定だけでなく、バッテリーの寿命(健康度)や残量を確認できる機能が追加されました。これは従来のOBD-DIA02にはなかった新機能です。

現代の車両では、アイドリングストップ機能や電装品の増加により、バッテリーへの負荷が年々高まっています。特にハイブリッド車や電気自動車では、バッテリーの状態が車両性能に直結するため、正確なバッテリー診断は極めて重要です。

リアルタイム電圧測定と組み合わせることで、オルタネーターの発電状況を含めた総合的な電装系チェックが可能になります。エンジン停止時、アイドリング時、高負荷時の電圧変化を連続的に監視することで、充電系統の異常を早期に発見できます。

例えば、アイドリング時の電圧が13.5V前後であっても、エアコンやヘッドライトを点灯させた際に12V以下まで低下する場合は、オルタネーターの発電能力が低下している可能性があります。また、バッテリーの健康度を数値で確認できることで、「まだ使えそうだけど、次の車検までは持たないかもしれない」といった微妙な判断を、顧客に対してデータで説明できるようになります。


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36,000件の内蔵コードで何が判明するのか詳しく知りたい

診断機の価値を左右するのは、内蔵されている故障コード(DTC:Diagnostic Trouble Code)の情報量です。一般的な廉価版の診断機では約3,000件程度が標準的でしたが、本製品は約36,000件という圧倒的な情報量を内蔵しています。

この12倍という数字は、単なるスペックの差ではありません。現場での「調べたいコードが見つからない」というストレスからの解放を意味します。

網羅的なコード体系

本製品には、以下の4つの主要グループにわたる膨大なコードが収録されており、あらゆる不具合の照会を可能にしています。

Pグループ(パワートレイン):32,340件

エンジンやトランスミッションなど、走行の根幹に関わるエラーを網羅しています。このグループが全体の約90%を占めているのは、パワートレイン系統が最も複雑で、故障パターンも多岐にわたるためです。

具体的には、以下のようなシステムが含まれます。

  • エンジン制御システム(燃料噴射、点火時期、吸排気制御)
  • トランスミッション制御システム(変速制御、トルクコンバータ制御)
  • ハイブリッドシステム(モーター制御、バッテリーマネジメント)
  • 排気ガス浄化システム(触媒、EGR、DPF)

例えば、P0300番台は失火関連のコード、P0400番台はEGR(排気ガス再循環)システム関連、P0700番台はトランスミッション制御関連といった具合に、体系的に整理されています。

最近の車両では、可変バルブタイミング(VVT)、直噴エンジン、ターボチャージャー、48Vマイルドハイブリッドシステムなど、複雑な制御が行われており、それに伴う故障コードも増加の一途をたどっています。32,340件という膨大なデータベースがあれば、最新の電子制御システムにも対応できます。

Uグループ(ネットワーク):3,376件

近年の車両で多発するECU間の通信エラーなど、複雑なネットワークトラブルにも対応します。

現代の車両では、複数のECUがCAN(Controller Area Network)通信で接続され、常に情報をやり取りしています。エンジンECU、トランスミッションECU、ブレーキECU、ボディECU、インフォテインメントシステムなど、これらが協調して動作することで、快適で安全な走行を実現しています。

しかし、この複雑なネットワークは、同時にトラブルの温床でもあります。通信線の断線、コネクタの接触不良、ECU自体の故障など、様々な原因でネットワークエラーが発生します。

Uグループのコードを読み取ることで、「どのECUとどのECUの間で通信エラーが発生しているのか」を特定できます。例えば、U0100番台のコードは、エンジンECUとの通信エラーを示し、U0101はトランスミッションECU、U0121はABS/ESCシステムとの通信エラーを示します。

特に輸入車では、メーカー独自のネットワーク制御が採用されていることも多く、3,376件という豊富なデータベースは、幅広い車種に対応する上で大きな武器となります。

Bグループ(ボディ):105件

エアコンやドアロック、電装系などの車体に関するエラーです。

ボディ系統のコードは、快適装備や利便性に関わる部分が中心です。具体的には以下のような項目が含まれます。

  • パワーウィンドウシステム
  • パワードアロック
  • ミラー調整システム
  • シートポジション制御
  • エアコンシステム
  • ワイパー制御
  • 照明システム(ヘッドライト、テールランプ、室内灯)

ボディ系統の故障は、直接走行性能に影響することは少ないものの、顧客の満足度に大きく影響します。「パワーウィンドウが動かない」「エアコンが効かない」といった不具合は、日常の使い勝手を大きく損ないます。

また、最近ではキーレスエントリーシステムやスマートキーシステムなど、セキュリティに関わる電装品も増えており、これらの診断もボディ系統のコードで行います。

Cグループ(シャーシ):76件

ブレーキやサスペンション、ABSなどの足回りに関するエラーです。

シャーシ系統のコードは、車両の安全性に直結する重要な項目です。具体的には以下のようなシステムが含まれます。

  • ABS(アンチロックブレーキシステム)
  • ESC/VSA(横滑り防止装置)
  • トラクションコントロール
  • ブレーキアシストシステム
  • アダプティブクルーズコントロール
  • レーンキープアシスト
  • 電動パワーステアリング
  • アクティブサスペンション

特に最近の車両では、先進運転支援システム(ADAS)が標準装備されるようになり、カメラやレーダーを使った複雑な制御が行われています。これらのシステムに不具合が発生した場合、シャーシ系統のコードとして記録されることがあります。

例えば、C1234番台のコードはABS関連、C1567番台はパワーステアリング関連といった具合に分類されています。

外部データベース参照の手間を削減

これほどまでのデータ量があれば、外部のデータベースを都度参照する手間が省け、現場での「原因特定」までの時間を大幅に短縮できます。

従来の診断機では、表示された故障コードをメモし、パソコンやスマートフォンでインターネット検索して意味を調べる、という手間が必要でした。整備工場にはインターネット環境があるとは限りませんし、検索結果の信頼性も玉石混交です。

本製品なら、故障コードを読み取った瞬間に、その意味と推定される故障箇所が日本語で表示されます。これにより、診断から修理方針の決定までの時間が劇的に短縮されます。

例えば、P0420というコードが表示された場合、「触媒システム効率低下(バンク1)」と即座に表示されます。さらに、推定される原因として、「触媒劣化」「O2センサー故障」「エキゾーストマニホールドからの排気漏れ」などが示されることで、次に何を確認すべきかの指針が得られます。

時間は金なりという言葉がありますが、整備工場においては特にその通りです。1台あたりの診断時間を10分短縮できれば、1日10台の作業で100分、つまり約1.5時間の時間創出になります。これは新たに1台分の作業枠が生まれることを意味し、売上に直結します。


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QRコードレポートなどプロ仕様の便利な機能

単なる診断にとどまらず、顧客への説明や記録管理をサポートする機能が充実しているのも『OBD2-DIA02-PLUS』が「プロ仕様」と呼ばれる理由です。

QRコードによるレポート出力

取得したデータストリームや故障コードなどの情報を基に、QRコードを自動生成する機能が搭載されています。このQRコードをスマートフォンなどでスキャンするだけで、診断レポートを画面上に表示できます。

この機能の真価は、顧客とのコミュニケーションにおいて発揮されます。

従来の説明方法の課題

従来、整備士が顧客に車両の状態を説明する際は、口頭での説明が中心でした。「エンジン制御システムに異常があります」「O2センサーが劣化しています」といった説明は、専門知識のない顧客にとっては理解しづらく、不安を感じさせることもありました。

また、整備士側も「この故障コードの意味を、専門用語を使わずにどう説明すればいいのか」という悩みを抱えていました。

QRコードレポートによる解決

QRコードレポート機能を使えば、顧客のスマートフォンに診断結果を直接表示できます。グラフや図表を使った視覚的な情報により、以下のようなメリットが得られます。

  1. 理解度の向上
    専門用語だけでなく、わかりやすい言葉での説明や図解により、顧客の理解が深まります。
  2. 納得感の向上
    データという客観的な証拠を示すことで、修理の必要性に対する納得感が高まります。「整備士が言っているから」ではなく、「データが示しているから」という説明ができます。
  3. 記録の保存
    顧客自身がQRコードをスキャンした履歴を保存できるため、過去の整備履歴として活用できます。次回の整備時に「前回はこういう状態でしたが、今回はこう変化しています」という説明ができます。
  4. 透明性の確保
    診断結果を隠すことなくオープンにすることで、整備工場への信頼性が高まります。
  5. 遠隔での確認
    出張先の顧客や、多忙で工場に来られない顧客に対して、LINEやメールでQRコードを送信し、遠隔で診断結果を共有することもできます。

具体的な活用シーン

例えば、車検時の整備提案において、この機能は特に有効です。「このままでも車検は通りますが、次回の車検までは持たない可能性がある部品があります」という説明の際に、バッテリーの健康度が65%であることをグラフで示せば、交換時期であることを視覚的に理解してもらえます。

また、リコール対応や保証修理の際にも、ディーラーや保険会社に対して客観的なデータを提示できるため、対応がスムーズになります。

I/M準備状態と酸素センサーテスト

排ガス関連のテスト結果を迅速に算出するI/M(Inspection and Maintenance)準備状態の確認機能や、燃費や出力に直結する酸素センサーのテスト機能も備えています。

I/M準備状態とは

I/M準備状態とは、排ガス関連の自己診断システムが正常に作動しているかを確認する機能です。車検や排ガス検査の前に、この状態を確認することで、検査に合格できる準備が整っているかを事前に把握できます。

具体的には、以下のような項目がチェックされます。

  • 触媒システムの診断状態
  • 加熱式O2センサーの診断状態
  • EVAPシステム(蒸発燃料制御)の診断状態
  • セカンダリエアシステムの診断状態
  • A/Cシステムの診断状態
  • O2センサーヒーターの診断状態

これらの項目が「完了」状態になっていない場合、排ガス検査で不合格になる可能性があります。逆に、全ての項目が「完了」になっていれば、検査に合格する準備が整っていることを意味します。

酸素センサーテストの重要性

酸素センサー(O2センサー)は、排気ガス中の酸素濃度を測定し、エンジンECUに情報を送るセンサーです。この情報を基に、ECUは燃料噴射量を微調整し、理想的な空燃比(理論空燃比14.7:1)を維持しています。

O2センサーが劣化すると、以下のような症状が現れます。

  • 燃費の悪化
  • アイドリングの不安定
  • 加速性能の低下
  • 排気ガスの悪化
  • エンジンチェックランプの点灯

本製品のO2センサーテスト機能を使えば、センサーの応答速度や出力電圧を測定し、劣化の度合いを数値で確認できます。これにより、「まだ使えるが、そろそろ交換時期」という微妙な判断が可能になります。

一般的に、O2センサーは10万km前後で交換が推奨されますが、走行条件によっては5万kmで劣化することもあれば、15万kmでも正常に機能していることもあります。データに基づいた判断ができることで、不要な部品交換を避け、本当に必要な時期に交換できます。

これらは車検整備や環境性能の維持において欠かせない項目です。特に、2024年以降はOBD車検(車載式故障診断装置を活用した自動車検査)が本格化しており、診断機による事前チェックの重要性がますます高まっています。

幅広い互換性と日本語完全対応

9つのOBD2/EOBD標準プロトコルをサポートしており、日本車(2005年~)、アメリカ車(1998年~)、ヨーロッパ車(2002年~)と、国内外の幅広い車種に対応しています。

対応プロトコルの詳細

本製品が対応する9つのプロトコルは以下の通りです。

  1. SAE J1850 PWM (41.6Kbaud) – フォード系
  2. SAE J1850 VPW (10.4Kbaud) – GM系
  3. ISO 9141-2 (5 baud init, 10.4Kbaud) – クライスラー系、一部の日欧車
  4. ISO 14230-4 KWP (5 baud init, 10.4 Kbaud) – 日欧車主流(Kライン)
  5. ISO 14230-4 KWP (fast init, 10.4 Kbaud) – 日欧車主流(Kライン高速版)
  6. ISO 15765-4 CAN (11bit ID, 500 Kbaud) – 現代の標準プロトコル
  7. ISO 15765-4 CAN (29bit ID, 500 Kbaud) – 現代の標準プロトコル
  8. ISO 15765-4 CAN (11bit ID, 250 Kbaud) – 一部の車種
  9. ISO 15765-4 CAN (29bit ID, 250 Kbaud) – 一部の車種

これらのプロトコルに対応していることで、アメリカのビッグ3(フォード、GM、クライスラー)、日本の全メーカー、ヨーロッパの主要メーカーの車両に対応できます。

特に、2008年以降の日本車にはOBD2が義務化されているため、基本的にはすべての国産車に対応します。輸入車についても、2002年以降のヨーロッパ車、1998年以降のアメリカ車であれば、ほぼ対応可能です。

日本語対応の重要性

インターフェースは日本語を含む10言語に対応しているため、操作に迷うことはありません。

診断機の多くは海外製であり、英語表記のみという製品も少なくありません。専門用語が英語で表記されると、たとえ整備士であっても意味を理解するのに時間がかかることがあります。

例えば、”Catalyst System Efficiency Below Threshold (Bank 1)”と表示されるよりも、「触媒システム効率低下(バンク1)」と日本語で表示される方が、瞬時に理解できます。

また、メニュー操作も日本語であれば、新人整備士や、普段診断機を使わない従業員でも直感的に操作できます。これは、整備工場全体の業務効率向上につながります。

さらに、一部の診断機では日本語表示が可能でも、フォントが崩れていたり、不自然な翻訳(機械翻訳)であったりすることがあります。本製品は、日本市場向けに最適化された表示を実現しており、ストレスなく使用できます。


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整備現場のDXを加速させる一台

MAXWINの『OBD2-DIA02-PLUS』は、250cmのロングケーブルによる物理的な作業効率化と、36,000件の故障コードによるデジタル的な診断精度の向上を両立させた、次世代の車両診断機です。

プロの整備士が本製品を選ぶ理由

実際にこの製品を使用している整備士からは、以下のような声が寄せられています。

「一人作業の効率が格段に上がった」
従来は二人がかりで行っていた作業が、一人で完結できるようになったという声が多数あります。人件費の削減だけでなく、スケジュール調整の柔軟性も向上します。

「顧客への説明がスムーズになった」
QRコードレポート機能により、修理の必要性を納得してもらいやすくなったという意見が目立ちます。「見せる整備」の実現により、顧客満足度が向上しています。

「調べる時間が減った」
36,000件の内蔵コードにより、インターネットで故障コードを検索する時間が削減され、診断から修理提案までのリードタイムが短縮されました。

「最新の車両にも対応できる」
ハイブリッド車や電気自動車、先進運転支援システム搭載車など、最新の電子制御システムにも対応できることで、仕事の幅が広がったという声もあります。

導入コストと投資対効果

本製品の価格帯は、プロ用診断機としては極めてリーズナブルな部類に入ります。ディーラー専用の高級診断機は数十万円から数百万円することを考えると、中小の整備工場や個人事業主でも導入しやすい価格設定です。

投資対効果を考えると、1日あたり1時間の時間短縮ができれば、月間で約20時間の時間創出になります。この時間で新たに4〜5台の車両整備ができれば、数ヶ月で投資を回収できる計算になります。

また、OBD車検の本格化により、診断機を持っていない整備工場は、車検業務自体が困難になる可能性があります。逆に言えば、高機能な診断機を早期に導入することで、競合他社に対する優位性を確保できます。

DIYユーザーにとっての価値

本製品はプロ仕様ですが、DIYで車のメンテナンスを行うユーザーにとっても大きな価値があります。

ディーラーや整備工場への依存度低減
エンジンチェックランプが点灯した際、ディーラーに持ち込めば診断料として5,000円〜10,000円程度かかることがあります。本製品があれば、自宅で故障コードを読み取り、簡単な不具合であれば自分で修理できます。

中古車購入時の事前診断
中古車を購入する前に、本製品で診断すれば、隠れた不具合を発見できる可能性があります。特に、故障コードの履歴を確認することで、過去にどのような修理が行われたかを推測できます。

愛車の健康管理
定期的に診断を行うことで、愛車の状態を数値で把握できます。バッテリーの健康度や、各種センサーの状態を監視することで、トラブルの予兆を早期に発見できます。

ただし、DIYユーザーが使用する場合は、診断結果の解釈に専門知識が必要な場合もあります。故障コードが表示されたからといって、必ずしもその部品が故障しているとは限らず、配線の問題や、別のセンサーの故障が原因で誤ったコードが表示されることもあります。

そのため、本製品で診断を行い、結果を整備工場に持ち込んで相談する、という使い方も有効です。事前に故障箇所の目星がついていれば、整備工場での診断時間が短縮され、結果的に費用を抑えられる可能性があります。


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まとめ:整備の未来を見据えた投資

自動車の電子制御化は今後も加速していきます。自動運転レベル3以上の車両が普及すれば、ECUの数はさらに増加し、診断の複雑さも増していくでしょう。

そのような時代において、高機能なOBD2診断機を持つことは、整備士としての競争力を維持するための必須条件となります。

現場の負担を軽減し、顧客への信頼性を高めるこのデバイスは、これからの自動車整備において欠かせないパートナーとなるでしょう。

詳細なスペックや購入については、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要ECサイトで確認可能です。また、MAXWINの公式サイトでは、製品の詳細情報や、サポート情報も提供されています。

整備工場の経営者、個人事業主の整備士、そして愛車を自分の手でメンテナンスしたいDIYユーザーまで、幅広い層にとって価値のある製品です。

投資は早ければ早いほど、その恩恵を長く受けられます。整備現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する第一歩として、『OBD2-DIA02-PLUS』の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

製品仕様まとめ

  • 型番: OBD2-DIA02-PLUS
  • ディスプレイ: 2.8インチ液晶
  • ケーブル長: 約250cm
  • 内蔵故障コード数: 約36,000件
  • 対応プロトコル: 9種類(OBD2/EOBD標準)
  • 対応言語: 10言語(日本語含む)
  • 対応車種: 日本車(2005年~)、アメリカ車(1998年~)、ヨーロッパ車(2002年~)
  • 主な機能: 故障コード読取・消去、リアルタイムデータ、バッテリー診断、QRコードレポート、I/M準備状態確認、酸素センサーテスト

自動車整備の現場は、まさに今、変革の時を迎えています。その変革の波に乗り遅れないために、そして、より効率的で質の高い整備サービスを提供し続けるために、本製品は強力な武器となるはずです。