2026年10月10日 最新の状況に合わせて全面改訂
2026年10月時点で、深夜割引の見直しはまだ始まっていません。開始時期も「未定」のままです。
新制度が始まるまでは、今までどおり「0時〜4時に少しでも走れば全区間3割引」の現行ルールが続きます。
見直しの中身は決まっているので、開始日が発表されたときに慌てないよう、変更点と準備を整理しておきましょう。
「深夜割引って結局いつから変わるの?」というご質問を、お客様からいただきます。この記事では、延期の経緯、変わる内容、今からできる準備をまとめました。新しい発表があれば、この記事を更新してお知らせします。
深夜割引の見直しはいつから?延期の経緯
当初は2024年度末の開始予定でしたが、これまでに2回延期されています。
| 時 期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年7月 | NEXCO3社が「2024年度末頃に開始」と発表 |
| 2024年12月25日 | システム整備の遅れで「2025年7月頃」に延期 |
| 2025年4月6日 | NEXCO中日本管内で大規模なETCシステム障害が発生 |
| 2025年5月28日 | 障害を受けて再延期。開始時期は「未定」に |
| 2025年10月29日 | 中断していたシステム整備を再開 |
| 2026年3月3日 | 走行履歴の連携機能が完成。動作確認と検証の段階へ |
| 2026年10月現在 | 開始時期は未発表 |
NEXCO3社は、開始時期を「作業状況を踏まえて改めて示す」としています。新しい発表があれば、この表に追記します。
延期が繰り返される背景は、こちらの記事で解説しています。
→(2026年3月14日の記事「高速道路深夜割引制度の改正:なぜこの程度の制度変更に数年かかるのか?」へのリンク)
🤔 なぜ深夜割引制度が変わるの?
現行の深夜割引制度では、午前0時から午前4時までの間に少しでも高速道路を走行すれば、全走行区間が30%割引になります。便利な一方で、次の問題が指摘されてきました。
現行制度の主な課題
- 料金所前の滞留:
0時を待つトラックなどが、料金所の手前やSA・PAで待機し、渋滞の原因になっていました。 - ドライバーの負担:
割引に合わせた待機や深夜の運転集中が、物流ドライバーの労働環境を悪くしていました。 - 無理な運転:
割引時間内に距離を稼ごうとする速度超過も問題になっていました。
こうした問題を解消するため、「深夜に実際に走った分だけを割り引く」仕組みに変わります。
📝 見直し後の変更点5つ
具体的に何がどう変わるのか、ポイントを整理してみましょう!
割引適用時間帯が拡大!
【現行】午前0時~午前4時(4時間)
【新制度】夜間22時~翌朝5時(7時間)

時間帯が3時間も拡大されるので、無理に深夜0時まで待つ必要がなくなります。夜10時から走り始めても割引が適用されるようになるんですね!
割引対象が「深夜割引適用時間帯の走行分のみ」に変更
これが最も大きな変更点です!

【現行】深夜時間帯にほんの少しでも走行すれば、全区間30%割引
【新制度】22時~翌朝5時の間に実際に走行した距離のみ30%割引
例えば、夜8時に東京を出発して、翌朝7時に大阪に到着した場合:
- 現行制度:深夜時間帯(0時~4時)に走行していれば、東京~大阪の全区間が30%割引
- 新制度:22時~翌5時の間に走行した区間のみ30%割引、それ以外の時間帯(21時~22時、5時~7時)は通常料金

「後日還元型」の割引制度に変更
【現行】料金所通過時に即時割引適用
【新制度】ETCマイレージサービスまたはETCコーポレートカードへの後日還元

つまり、割引を受けるためには、事前に「ETCマイレージサービス」または「ETCコーポレートカード」への登録が必須となります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひ登録しておきましょう!

割引対象走行距離に上限設定
過度な速度超過など無謀な運転を防止するため、割引対象となる走行距離に上限が設けられます。安全運転を心がけましょう。

激変緩和措置あり(5年程度)
制度変更による長距離利用者への急激な負担増を避けるため、1,000km以上の走行など一定の条件を満たした場合、割引対象距離を追加するなどの措置が約5年間実施されます。

😊 今からできる準備

新しい制度をお得に利用するためのポイントをご紹介します!
🚗 長距離ドライブをされる方へ
- 走行計画の見直し:
できるだけ22時~翌5時の間に走行距離を多く確保できるよう、出発・到着時間を調整しましょう。 - 休憩タイミングの工夫:
割引時間外(22時前や5時以降)に休憩するなど、割引時間帯を効率的に使いましょう。 - 料金シミュレーション:
高速道路会社のウェブサイトにある料金シミュレーションで、事前に料金を確認しておくと安心です。
🏠 日常的に高速道路を利用される方へ
- 通勤時間の調整:
早朝出勤の方は、5時前に高速道路を利用すれば割引が適用されます。 - 帰宅時間の活用:
遅い時間の帰宅なら、22時以降の走行で割引が受けられます。 - 週末の旅行計画:
夜間出発・早朝帰宅を検討してみると、割引が最大限活用できますよ。
💼 法人・事業者のお客様へ
- ETCコーポレートカードの活用:
まだ導入されていない企業様は、ぜひご検討ください。 - 運行スケジュール見直し:
ドライバーの労働環境も考慮しながら、割引時間帯を効率的に活用しましょう。 - 長距離輸送の最適化:
特に1,000km以上の長距離では、激変緩和措置も適用されるため、運行計画の再検討をおすすめします。
📱 ETCマイレージサービスに今すぐ登録しよう!
新制度での割引を受けるには、ETCマイレージサービスへの登録が必須です。まだ登録されていない方は、今すぐ登録しておきましょう!

ETCマイレージサービス登録方法
- オンライン登録:ETCマイレージサービス公式サイトからカンタン登録
- 電話での登録:ETCマイレージサービス事務局(0570-010125)に電話
- 登録申込書による登録:高速道路のサービスエリアや道の駅などで配布されている申込書を郵送

お問合せ-ETC総合ポータルサイト
登録は無料で、ETCカードをお持ちなら5分程度で完了します。ポイントが貯まる特典もありますので、この機会にぜひ登録してみてください!
💡 よくある質問
Q1:今、深夜割引は使えますか?
A1:はい。新制度が始まるまでは、現行の深夜割引(0時〜4時、全区間3割引)が続いています。
Q2:結局いつから変わりますか?
A2:2026年10月時点で未定です。NEXCO3社から発表があれば、この記事でお知らせします。
Q3:割引率は変わりますか?
A3:原則30%のままです。ただし割引される区間が「深夜に走った分だけ」になるため、使い方によっては実際の割引額が減ります。
Q4:22時前に乗って、5時過ぎに降りるとどうなりますか?
A4:22時〜5時に走った区間だけが割引になり、それ以外は通常料金です。
Q5:休日割引などと重ねて使えますか?
A5:ETC割引は通常、重ねて適用されず、割引率の大きいほうが適用されます。新制度での細かな扱いは、NEXCO各社の案内で確認してください。
🚗 まとめ
- 深夜割引の見直しは、2回の延期を経て、開始時期は未定
- 始まるまでは、現行の深夜割引がそのまま使える
- 新制度では、22時〜5時に走った分だけが割引、上限距離あり、後日還元
- 今のうちに、ETCマイレージサービスへの登録を
開始日が発表されたら、この記事ですぐにお知らせします。


