個人間中古車売買システムのご紹介　新しい中古車査定のお勧めご提案

中古車価格相場がどのように作られていくのか、様々な商談の中で新車とは異なり中古車には決まった価格は存在しないのです。それは売り手側の手放したい理由とタイミング、買い手側の再利用価値という思惑に外ならないのです。

紛争やパンデミックといった世界情勢からの影響や商品独自の需要価値の変動といった企業や個人ではどうすることも出来ない中古車価格の変動は避けられないものです。しかし商談時点の市場相場の中でいかにして売り手側が理想通りの高い価格帯で手放すことが出来ないものなのか。

今回は愛車を売る側において後悔リスクの少ない「新しい中古車売買のかたち」というご提案です。

一般ユーザーだけではなくディーラー営業の立場におけるご提案でもあります。

ディーラーへの下取り価格を決めるもの
1. ディーラー規模も一つの要因
  1. 営業所を多数抱えている大型老舗ディーラー等
  2. 小規模店舗ディーラー等
個人間中古車売買の勧め
1. 個人間中古車売買の内容とは
  1. 買取額保証サービス

ディーラーへの下取り価格を決めるもの

営業の現場を何十年も歩いていると、下取相場を決める時の不安と大切さは身に染みて理解できます。

オークション市場に出した後で大損しては後悔することも少なくはありません。査定マニュアルに従って価格を決めるも情勢を見極めるということは至難の業です。皆様も悩んでおりませんか。

ディーラー規模も一つの要因

ディーラーで下取り価格を最終週的に決める要因としてディーラーの規模が考えられます。

営業所を多数抱えている大型老舗ディーラー等

中古車部という独立して利益ノルマが存在する部署が存在します。営業スタッフは上記査定での価格リスクを回避するために下取車を取り仕切る中古車部へ相談をします。オークション市場相場の確認と、提示する価格が適正であるかの確認作業をすることによって保険を掛ける訳です。事故歴や傷といった最低限の見極め責任は査定士の自己責任に於ける範疇ではあります。

大型店では新車値引き額と下取査定額を（抱き合わせ）合算して提示することも多くなります。

理由として新車値引きの限界点はスタッフに対して決められていているために下取価格を曖昧にして提示することが多くなります。中古車部からは中古車として利益を確保しなければならないため、下取価格は低めに設定しなければならないという理由があります。

新車部門ではクルマを販売しなければならない為に出来る限り高い値段で買い取りたいと中古車部と交渉する訳です。

実際お客様と営業スタッフとの値段駆け引き以上に白熱した交渉が交わされています。お互いノルマや評価と極端には生活が掛かっています。

「下取車はお客様で買取業者処分して頂いて」と言いたい所ではありますが、ディーラーでは下取付帯率というスタッフ評価基準もあります。増してや長いお付き合いをして信用を頂いているお客様が「信用して処分をお任せする」と言われることも多々であり、難しい選択を迫られます。

ここだけの話、大手ディーラーの新車部門泣かせの一端でもあります。

小規模店舗ディーラー等

中古車部といった中枢機関は無く、店長の判断や営業スタッフ個々の判断によって下取の最終値段を決済することとなります。その分責任は重くなりますが店舗利益としてという考え方になってきますので、「新車販売台数を確保」が第一目標になってきます。

個々の商談利益於いては多少のリスクはあっても思い切った査定価格も提示出来たりもします。正にお客様との一騎打ち商談が多くなります。新車のお値引き幅規定は決まっています。ですが大規模店舗と比較しても値引き幅は期待できます。ディーラーの立場で「期待できます」はおかしな表現になりますが、事実、条件内容によって車両値引き幅（及び査定価格）は全体的に大きくなる傾向にあると考えます。小規模ディーラーの利点でもあり営業スタッフとしても柔軟性のある商談が可能です。

新車値引きで他店と勝負できるのに下取価格で負けてしまった。こんなケースも少なくありません。

下取価格で勝負できないと感じたら、率先して下取車は買取センターを勧め新車価格で勝負をする選択をします。お客様にとってもディーラーにとっても有益です。

この記事は一般ユーザーに対して大変有益な情報であると思います。