令和6年能登半島地震の被害に伴い、北陸信越運輸局石川運輸支局が所管している地域※1に使用の本拠の位置を有する自動車のうち、自動車検査証の有効期間が令和6年1月1日から同年7月30日の自動車について、令和6年7月31日まで自動車検査証の有効期間を再伸長する旨、公示がありました。
対象地域
輪島市、珠洲市、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町
※対象車両には検査対象軽自動車も含まれます。
以下北陸信越運輸局より
・石川県の一部の地域 *1の使用の本拠の位置を有する車両
・対象地域で被災し留め置かれている対象地域外に使用の本拠の位置を有する 自動車
・被災地において救助、災害復旧、物資輸送等に使用されている自動車
なお、有効期間が伸長された自動車であっても、 継続検査を受検可能な自動車については、なるべく早く受検していただくようお願いします。
*1 石川県の一部の地域 (参照: 石川運輸支局の公示)
対象車両
車検証の有効期間が満了する日が令和6年1月1日~7月30日までのもの
対象地域で被災し、 2月8日時点で対象地域に留め置かれていた対象地域外に使 用の本拠を有する車両のうち、 北陸信越運輸局に申告し、 当該運輸局が発行する受理証を有するものであって、 自動車検査証の有効期間が満了する日が1月1日から 7月30日までのもの
据置措置
自動車検査証の有効期限を7月31まで延長
継続検査の手続き
対象車両については7月31日までに継続検査を受検すれば引き続き自動車を ご使用いただけます。なお、有効期間の伸長による自動車検査証の記載変更の手続きは不要です。
自動車損害賠償責任保険 (共済) の手続き (締結手続の特例措置)
継続検査を受検するまでに保険契約期間の終期が到来する保険契約については、 継続契約の締結手続きが7月31日を限度として猶予されます。
詳しくは契約先の自動車損害賠償責任保険 (共済) 代理店等にご相談ください。
日常点検整備
有効期間を伸長した自動車の使用にあたっては、安全上支障が生じるおそれもあることから、日常点検整備を確実に実施するなどにより、適切に保守管理を行っていただく必要があります。
所感 見せかけだけの政府対策
車検期間の延長とて政府の負担が増える訳ではありません。
特に能登の被災地における、商用車は復興に需要な意味を持ちます。乗用車に於いての作業者の移動には欠かせない貴重な移動手段です。
何故、延長ではなく車検費用の全額負担が出来ないのでしょうか。
一部地域の負担なんて国の予算からするとごく僅かな負担です。
真剣に国は被災地に対して取り組んで頂きたいと感じます