新たな全国版図柄入りナンバーへの期待

業務

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートの申込締切日が9月をもって終了しました。取得率も高く特に軽自動車の白ナンバーとして注目されてきました。

その後継として2022年4月から新たな全国図柄入りナンバープレートがスタートします。

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オリンピックナンバーの受付終了

下記表のお申込み締切をもって終了いたしました。

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交付可能期間の繰り下げ

上記期限内に申し込まれたものは通常より繰り下げられた交付可能期間になります
交付可能期限も残り僅かです。

デザイン案国民意見募集を経て

2021年6月1日(火)~2021年6月14日(月)という短い期間でしたが、新たな全国版図柄入りナンバープレートデザイン案の国民募集がありました。ご存じでしたか?

文面には「11月に交付を終了する東京2020大会特別仕様ナンバープレートの後継となり日本を元気にするような新たな全国版図柄入りナンバープレートを交付します。
国民の皆様から最終候補作品の背景のデザイン案について、広くご意見を募集します」
となっておりました。

この募集を経て はなれていても「思い、みな一つに」に決定されました。

デザインコンセプトは「日本全国47都道府県の県花をモチーフに、日本の美しさを表現しました。植物は円環の象徴であり、枯れても再び綺麗な花を咲かせます。『日本を元気に』というコンセプトをもとに、それを植物の成長と捉えてデザインしました。また、全国すべての県花を用いることで、『日本全体で立ち上がろう』という思いを込めています」とされています。

交付期間

2022年4月頃から2027年3月までの間を予定。

寄付金有りの場合はフルカラー版とモノトーン版のナンバープレートを選択可能。
寄付金無しの場合はモノトーン版のナンバープレート。
視認性試験等を経て、必要に応じて色味調整等を行なう。

今後の期待と所感

オリンピックナンバー終了と重要な注意点

申込締切後はオリンピックナンバーの交付が出来なくなります。通常のプレートと異なり汚損・毀損による再交付は受けれなくなります。希少性が高まってくるようです。

再交付の際は、発行されている他の種類のナンバーを選択する方法しかありませんので番号変更の手続きを行うこととなります。

期待と所感

白ナンバーとして人気のあった通称「オリパラナンバー」はイラスト部分が少なく一見小型車か?と見間違えるところに人気があったように思われます。白ナンバーの初代でもある「ラグビーナンバー」はロゴがプレート穴横に小さく記載されるだけで、非常に目立ちにくい仕様になっていて人気が高まりました。

次々と登場するご当地ナンバーも白ナンバーの部類ですが、全面図柄も相まってデザイン性に於いて人気の方よりが目立ちました。地方によっては全く人気のない白図柄ナンバーでもありましたので今回の「オリパラナンバー」終了は非常に残念です。

小職の個人的意見で申し訳ありませんが、長期ビジョンで「2025関西万博記念プレート」としてオリンピック同様にプレート穴横に小さなロゴ(ロゴが出来るかは判りませんが)というのはどうでしょう。

寄付という狙いもあれば地球環境万博として世界にアピールできる図柄を公募するとか夢がありませんか。

現場の声として

交付に手間と異常なまでの交付日数がかかる忌まわしい「オリパラ」もやっと終了します。しかし受注残を抱える現場からすると、「オリパラ」契約しているユーザーに車が生産出来ないという一方的な理由でオリンピック希望番号取得が叶いませんでした。と告げる心境は如何なものでしょうか?

オリンピック番号駆け込み需要に於ける効果があったかは定かではありませんが、メーカーとの責販台数が「オリパラ」によって混とんとし月末登録台数が読みづらい、事務手数だけが増え、納車予定日が先送りされ、その影響もあって付属品追加や注文内容の変更も頻発します。良いことはありません。

メーカーであれ、ディーラーであれ、ユーザーであれ全てに良いことはありません。
とにかく短期間で作れないものかが今後の課題だと言いたいのです。
最長1週間ですよ!

新しい図柄?入りナンバープレートに期待すること。図柄の段階であまり需要は見込めないことと軽自動車においては黄色い枠入りでないナンバーであるならば選択される期待はあります。