マイナカードと運転免許証の一本化は既に決まっている

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運転免許証更新手続きに行ってきましたが、講習で渡される一般社団法人全日本交通安全協会発行の「わかる身につく交通教本」の中に最近の道路交通法令の改定というページがあります。

項目内容は、運転免許証と個人番号カード(マイナンバーカード)の一本化に関する規定の整備

令和4年4月27日公布-3年以内に施行予定と書かれています

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規定内容

 運転免許に関する情報をマイナンバーカードに記録することを申請できる
 カードに記録する免許情報や免許更新等に関する必要な改正が行われました

 自動車等を運転するときは、免許情報が記録されたマイナンバーカード又は運転免許証を携帯しなければならないこととされました

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政府の言う一本化のメリットとは

一本化を推進していく為に以下のような簡略化が伝えられています。

◆住所変更手続きの簡略化

引っ越し等で住所が変更となる場合、警察署や免許センターで免許証の書き換えをする必要があります。

マイナンバーカードとの一体化が実現すれば、市町村窓口でマイナンバーカードの住所を変更するだけで手続きを完了でき、警察署へ届け出るプロセスを省けます。

◆居住都道府県外の運転免許証更新の迅速化

現在、居住都道府県を跨ぐ運転免許証の更新には時間がかかります。

郵送交付を利用した場合に費やされる時間は、約3週間です

マイナンバーカードと運転免許証の一本化は、各部署でのデータベースの共有を実現し、結果的に手続きの合理化・迅速化が達成される見込み

◆必要書類・講習のオンライン化

運転免許証の情報がマイナンバーカードのICチップに登録されることで、免許更新時の書類提出・講習のオンライン化が実現される見通し

マイナンバーカードの本人認証によってなりすましは防止され、オンライン化された講習の受講が可能になれば、更新手続はよりスムーズになる

既に行われていたマイナンバーカードを利用したモデル事業

優良運転者の免許(ゴールド免許)更新時の講習をオンラインに置き換えることを目指したモデル事業
2022年2月1日から3月31日まで
実施県は、北海道・千葉県・京都府・山口県の4道府県
実施県に住所を有する優良運転者で、マイナンバーカードを保有する人

受講には、スマートフォン、パソコン等で専用サイトにアクセスし、マイナンバーカードをかざして暗証番号を入力し、運転免許証番号を入力。その後、居住県の動画を視聴し、チャプターごとにミニテストを行なう。視聴中は、受講者自身の操作により顔画像を撮影(計3回)し、最後にアンケートが用意される。

免許の更新はオンラインだけでは完結せず免許センター等での更新手続が必要。免許センターでは、申請書等と運転免許証を提示し、職員が端末で受講を確認(顔画像による本人確認を含む)。適性検査や写真撮影の後、新運転免許証を受け取る。

該当県外の方はご存じでしたか?

令和5年度以降、全国実施のための必要なシステム改修を行なう。令和6年度末以降、全国でオンライン講習を実施する。

所感

そもそも新規発行されるカードの必要性はあるのでしょうか。新しい利権の臭いしかしない訳で

マイナンバーで一本化するのであれば全ての免許証、保険証、診察券、身分証明書等々において

マイナンバーを記載すればすむことで、各発行時にマイナンバーを自己申告するだけで済みます

マイナンバーカードの紐づけが可能なのであれば膨大な個人データを扱うバックヤードで公的な機関がログインパスを管理し必要なデータのみを閲覧すれば済むのではないでしょうか。

免許更新のオンライン化にしても結局本人がセンターに行って処理をするのでは意味がありません