ビッグモーター街路樹と除草剤問題、ディーラーにも波及

営業

ビッグモーターの店頭だけ街路樹が消えている問題で、除草剤を故意に使用していることを認め更には街路樹を伐採していた経緯もある。直近ではイオンモール敷地ないで営業している店舗ではイオン側の土地に植樹されている樹木をビッグモーターが勝手に伐採しコンクリート舗装を行ったことが新たに問題になっている。一般の方からはビッグモーターだけではなく自動車業界全体において店頭の街路樹に手を加えているという不信感が広がっている。

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ディーラー前の街路樹も調査対象に?

先日、メーカーからディーラー各社において店頭街路樹の現状を把握する動きがあったようです。

ビッグモーター問題は業界全体の様々な方面において、ユーザーからの不安感を抱かれています。

中古車展示場は出来る限り「お客様の目につくよう、目立つよう、見やすいよう」と様々な工夫を凝らし、ポップや飾りつけ等々あの手この手で業界では対応をしています。

街路樹も展示車の視界を妨げるものであれば行き過ぎない程度に手を加えることはあるでしょう。

しかし乍ら街路樹は環境整備課等、公的機関の持ち物であり税金によって管理されているものです。

管理者に許可なく枯らす行為や除去する行為は決して許されるものではありません。

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店舗の景観や清掃活動に街路樹は厄介なもの

弊社店頭前もそうですが街路樹の代表格「イチョウ」が植わっています。「プラタナス」や「トウカエデ」といった店舗も多いかと存じます。

秋の落葉シーズンともなると毎朝、履いても履いても次々と散らかしてくれます。展示車両の下や、側溝、時には作業工場までも被害が及びます。

風が強い日には数分経つと道路はお掃除前の「元の木阿弥」状態、ため息です。

路面が濡れていると更に厄介で、道路にくっついている葉を一生懸命「竹ぼうき」で除去します。

街路樹の剪定作業頻度は多くは無い

定期的に剪定メンテナンス作業は行ってくれます。これは電線に枝が振れて危険か箇所であったり、市民の投稿があって行われているものであって、高木の手入れは殆ど行ってはくれません。

樹高の比較的低い、「ツツジ」であったり明らかに枝が伸びて町の景観を損ねている街路樹は定期的な選定作業が行われていると思います。

落葉樹の高木は強風による倒木の危険性もあると思われますし、とにかく落葉の量が多いにも関わらず除去作業は行われません。

環境条件に強い樹木が植えられていることは容認できるのですが、せめて商業地域の植林には常緑樹を選定して頂くとか対策を行って頂きたいと思う次第です。

店頭の公的街路樹は剪定してはいけないのか?

展示車の展示を明らかに妨げている街路樹や雑草については、どこのディーラーにおいても手を加えられていると思います。

恐らく上層部から指導もあることでしょう。美しい店頭の景観を保つこともお客様満足度の向上につながる事でもあります。

増してや公道へのアクセスにおいて街路樹がお客様への危険因子になってはいけないということ

節度をわきまえて樹形を整えることと落葉の除去は違法ではないと考えます。